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メロンの仲間 真桑瓜とは? 保存方法や食べ方、食べてみての感想を紹介

こんにちは。くりいむぱんだです。先日主人が実家に1人で帰省した時にまたお野菜をたくさんもらいました。そしてその中に正体不明のお野菜が・・・。楕円形で色鮮やかなフルーツのような見た目です。

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さて、このお野菜は一体何なのか・・・。

もらって来た主人も分からなかったため、主人のお母さんに確認してみたところ、「マッカ」だと言われました。

マッカというお野菜の名前は初めて聞いたのでネットで調べてみました。

すると、どうやらマッカとは正式名称は真桑瓜(まくわうり)」と言い、関西の方ではマッカと呼ぶようです。

 

さて、このお野菜の正体は真桑瓜だと分かりましたが、どんな味がするのか、どのように料理して食べればよいのかはまだよく分かりません。また、黄色と緑のものがあるけどどう違うのかも不明です。

そこで、真桑瓜についていろいろと調べてみました。

今回はその真桑瓜について調べたことのまとめや食べてみての感想を報告したいと思います。

真桑瓜とは?

真桑瓜とはウリ科キュウリ属のつる性1年草で、メロンの仲間です。メロンなどと同じく夏が旬の野菜です。

日本では、昔から食べられてきた野菜のひとつだそうです。また、真桑瓜はその彩の美しさから昔からお盆のお供えものとして用いられていたようです。

名前の由来は、真桑村(現在の岐阜県本巣市)でよく作られていたということで、その地名から真桑瓜と呼ばれるようになったようです。

 

真桑瓜の品種

真桑瓜にはいろいろな品種があり、その品種それぞれで色や形などの見た目も様々です。

・黄金マクワ

・なり駒

・なりくら

・銀泉まくわ

・バナナマクワ

・タイガーマクワ

・虎マクワ

などの品種があるようです。

頂いた真桑瓜の品種は、黄色いものが「黄金マクワ」、緑色のものが「なり駒」だということが調べてみて分かりました。

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真桑瓜の保存方法

真桑瓜について調べてみて、ウリ科のメロンの仲間だということが分かったので、頂いたこの真桑瓜たち、はじめは冷蔵庫に入れて保存しておりました。

しかし、さらに調べてみていると、どうやら真桑瓜は完熟して食べ頃になっているものであれば冷蔵庫で保存するけれど、完熟していないものの場合は冷蔵庫に入れてしまうと追熟がされなく完全に熟れていない状態のままとなってしまうため、常温保存で追熟させてから冷やして食べるのが良いとのこと。

完熟しているかどうかの見極めは、底が硬くなく、少し弾力を感じるくらいの柔らかさで、実から甘い香りがすれば食べ頃。とのことでした。

アボカドなどのように表面の硬さだけで食べ頃を見極めるのは難しいですが、真桑瓜の場合は食べ頃になると甘い香りがするので見極めやすいなぁと感じました。

 

一度は冷蔵庫に入れて保存していた真桑瓜たちでしたが、上記のことを知って、再度取り出し、硬さを確認して匂いもかいでみました。すると、なり駒の中でひとつだけ、底が柔らかく甘い香りを漂わせているものがありましたが、その他はすべて底がまだ硬く、香りも無臭でした。なので、追熟が必要そうなその真桑瓜たちはしばらく常温保存してみることにしました。

 

さて、3~4日もすれば、真桑瓜が熟れてきたのか、保存しているその側を通ると、甘い香りが漂ってきました。底を触って確認してみると、全て以前よりも柔らかくなっていました。しかし、その実に鼻を近づけて匂いを嗅いでみると、なり駒は全て底のあたりから甘いメロンのような香りがするのですが、黄金マクワは硬さは柔らかくなっているものの香りについては以前と変わらず無臭のままでした。

そこで完熟していそうななり駒のみ冷蔵庫に移動し、黄金マクワはもうしばらく常温で追熟させてみることにしました。しかし、それから数日が経過しても黄金マクワは無臭のままでした。

柔らかさはもう十分っぽい気がするのにどうして?

そう思ってさらに調べてみていると・・・

どうやら真桑瓜は種類によっては完熟しても甘い香りのしないものもある。とのことでした。黄金マクワは追熟しても香りが出ないタイプの真桑瓜だったようです。

なるほど。調べれば調べるほど新たな発見のある奥が深い野菜です。

 

真桑瓜を食べてみての感想

さて、次に真桑瓜を食べてみての感想を書いていきたいと思います。まずはなり駒からです。

なり駒

半分に割ってみると…

見た目はまさにメロンのような感じ!!

オレンジ色のその実はみずみずしくて中央には種とワタがたくさん詰まっていました。

種も食べれるのかな、と思っていましたが、キュウリなどの種とは違い硬かったため食べられませんでした。なので種はスプーンなどで削ぎ取る必要がありました。ワタは甘くておいしいかったのでできる限り削ぎ取らない方が良いかと思います。

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さて、どんな味がするのか…。

切り分けて食べてみました。

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味は見た目通り甘くてメロンの味でおいしかったです。実もメロンのように水分を多く含んでいてジューシーで柔らかかったです。メロンの仲間でも真桑瓜という名前だけに、瓜のような味で実もカリカリしているのかなと思っていましたが、味も食感もしっかりメロンでした。

本物のメロンと比較するとやはり甘みは少なかったですが、私としてはこれでも十分に甘くてデザート感覚でおいしく食べることができました♡(主人は甘くないメロンと言っていたので、人それぞれ捉え方にもよると思いますが。)

そして、完熟したなり駒でこんなものも作ってみました。

真桑瓜(なり駒)のジュース● ↓↓

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こちらはなり駒と牛乳とハチミツ少しを合わせてミキサーにかけただけです。

甘くて美味しいメロンジュースになりました♡

今回はハチミツを入れてみましたが、しっかり完熟したものであれば真桑瓜の甘さだけでも十分だと思います♪

 

 

なり駒は先日スーパーでも売っているのを見かけましたが、メロンよりもかなり低価格でした。

メロンだと価格も高いし1つのサイズも大きいので、我が家のような大人2人で食べるような場合は買いにくいと思います。でもこのミニメロン、なり駒の場合は価格も安いのでお財布にもやさしいし1つのサイズが小さいので少人数で食べる場合も買いやすいと思います。 

 

黄金マクワ

続いて黄金マクワも食べてみました!

黄金マクワの実は、なり駒とは違い白色で梨のような色をしていました。真ん中に種とワタがたくさん詰まっている点は同じでした。

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食べてみての感想はと言うと、なり駒のメロンのような食感とは違い、真ん中に近い部分は梨のようなシャリシャリとした食感で、皮に近い部分になるほどキュウリのようなカリカリと固めな食感でした。なり駒よりも実が固くジューシーさはなかったです。

また、黄金マクワは完熟しきったものであっても、なり駒ほど甘くはなかったです。少し甘さはあるけれど果物というよりは野菜の感覚に近かったです。

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なので、なり駒と同じようにメロンのようにそのままかぶりつく食べ方でも良いのですが、個人的にはサラダにのせてドレッシングをかけたり、酢の物にして食べるのがおいしいなと感じました。

皮を剥ぐ時はりんごのように縦に何等分かにした後、一つずつを包丁で剥いでいくと簡単でした。

おいしくできたので黄金マクワで作った酢の物のレシピも紹介しておきます。

真桑瓜(黄金マクワ)の酢の物● ↓↓

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作り方は、ビニール袋に酢と砂糖と5mm位に切った真桑瓜入れて少し冷蔵庫で置いただけです。

 

食べてみての感想はと言うと、キュウリや大根などのカリカリした歯ごたえのある酢の物とは違い、柔らかくてみずみずしく、はじめて食べる感じの酢の物でした。

酢の物にすることで黄金マクワのシャリシャリとした食感がより引き立てられておいしかったです。真桑瓜の甘みと酢の酸っぱいのとがマッチして何ともクセになるお味でした。人それぞれ好みはあるかと思いますが、私的には好きな味でした。少し変わった酢の物でしたが、これはこれでおいしいし、こんな食べ方もアリかなぁと思いました。

酢の物にすることで実も柔らかい食感になるので、まだ完熟しきっていない状態の固めの甘くない真桑瓜でも食べることかなと感じました。

また、真桑瓜はキュウリなどとは違い皮の部分は固いので食べることはできず、そのまま食べる場合は皮に近い部分は甘みもなく少し硬いので食べにくいと感じる方もいるかもしれません。ですが漬物にすることで皮に近い部分も食べやすくなるので、表面の硬い部分だけ皮を落とし、あとは可食部分にすることができました。

 

真桑瓜というお野菜の存在を知り、いろいろと調べて食べてみて、また一つ勉強になりました。今年は夏野菜について新しいことを知る機会が多いです。

kuriimupanda.hatenablog.com

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最後まで読んでくださりありがとうございました。