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皮もワタも種も食べられる冬瓜 食べ方やレシピ、保存方法を紹介

こんにちは。くりいむぱんだです。

夏野菜というとトマトやキュウリやナスなどいろいろありますね。それらと比べるとあまりメジャーではないですが、冬瓜も夏野菜のひとつです。スーパーに置いているのを見かけても、食べ方もよく分からないしなぁと、素通りしてしまう方もきっと多いのではないでしょうか。でも冬瓜には体に良い栄養素がたくさん含まれていて、皮もワタも種も全部余すことなく食べられる便利なお野菜なんです。

今回はそんな夏野菜「冬瓜」について、保存方法や食べ方、美味しく皮やワタ、種も食べられるレシピを紹介していきたいと思います♪

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冬瓜とは

冬瓜とはウリ科ウリ属の夏野菜です。夏の野菜なのに冬とつくのは、夏に収穫したものでも冬頃まで長持ちするというところからだそうです。

皮は固く、実の真ん中には種とワタが詰まっています。

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冬瓜の保存方法

冬瓜はカットされていない状態のものであれば、冷暗所で数ヶ月保存が可能です。カットされた状態のものは冷蔵庫の野菜室で保存します。だいたい3~4日程度は保存可能です。また、カットされている場合はカボチャなどと同じく、真ん中のワタと種はくり抜いて除去してからラップで包み保存すると長持ちします。

食べきれない場合は冷凍保存も可能です。皮を剥き食べやすい大きさにカットして、一つひとつが重ならないようにジップロックなどの保存袋に入れて冷凍保存します。この方法でだいたい1ヶ月程度は保存が可能です。

参照サイト↓↓

www.kagome.co.jp

冬瓜の選び方

冬瓜は、持ったときにどっしりとした重みがあるものを選ぶと良いようです。

また、カットされている冬瓜を買う場合は、切り口がみずみずしく真っ白で、真ん中に種とワタがしっかりと詰まっているものを選ぶと新鮮なようです。

冬瓜の栄養素

冬瓜にはカリウムや食物繊維の栄養素がたっぷりと含まれています。カリウムには尿の排出を促すことでむくみをとったり血圧を下げたりする作用があります。夏バテの予防や改善にも役立ちます。また、食物繊維は便秘解消の効果があります。

冬瓜は95%以上が水分と言われている野菜で、カロリーも100gあたり16kcalととても低カロリーです。

低カロリーでカリウム、食物繊維などの体を上手くデトックスできるような栄養素が含まれているので冬瓜は健康や美容にも良さそうですね。

冬瓜と大根の違い 代用は可能?

冬瓜は切ってみると透明感のある白い野菜で大根とよく似ています。煮物やスープなどに使われるという点でも大根と同じですが、その違いは何なのでしょうか?

これは私が実際に調理して食べてみての感想なのですが、大根はそのままの生の状態でも細切りにしてサラダなどにすれば美味しく食べられますが、冬瓜の場合は生だと独特の苦味があります。塩もみすることで苦味もなくなり生の状態でも食べられますが、大根とは違い何も手を加えない切ったままの状態ではちょっと食べにくいかなと私は感じました。苦味があったり、塩もみすることでサラダとして食べられるという点では同じくウリ科のゴーヤと似ているかもしれません。

 

このように冬瓜は大根と違い味に苦味があるため、切ったそのままの生の状態でサラダにしたり、すりおろして使うようなレシピでは大根の代用はできないかなと感じます。でも煮込んだり、スープにしたり、炒めたりし、しっかりと火を通すことで苦味がとぶので、そのようなレシピの場合は代用可能だと思います。

大根は冬の野菜ですが冬瓜は夏の野菜です。その時期の旬のものは栄養素も高いし安く手に入りやすいので、夏場は大根を普段使うところを冬瓜で代用して、煮物やお味噌汁などの汁物を作っても良いかもしれないですね。

 

それぞれの水分量については一般的に大根よりも冬瓜の方が若干多めです。そのため食感や固さについては冬瓜の方が柔らかい感じです。煮物やスープにする際の煮込み時間も少し短めにしないと煮崩れしてしまう恐れがあるので注意です。また、味については冬瓜の方が水分を多く含むため、あっさりした淡白な感じです。

切っていないそのままの状態だと大根よりも冬瓜の方がかなり長持ちしますが、切ってしまったものだと、水分量の関係で大根よりも冬瓜の方が傷みやすい野菜です。

 

冬瓜は皮やワタ、種も捨てることなく食べられる

知らない人も多いかもしれませんが、冬瓜は実は皮やワタ、種までも実の全てを余すことなくまるごと食べることができるお野菜なんです。キュウリなどと同じくウリ科の仲間なので、皮もワタも種も食べられるという点はなんとなく納得できますね。

冬瓜の皮は固いですが、しっかりと炒めることで食べることができます。固さが気になる場合は炒める前に下茹でして少し柔らかくすると食べやすくなります。

ワタは少し苦味が強いですが、スープなどに入れることで食べることができます。苦味が苦手な方はカレーやお味噌汁などの味の濃いものに入れると食べやすいと思います。

種については私は食べたことはありませんが、フライパンで乾煎りすることで食べられるようです。

cookpad.com

 冬瓜の種は漢方薬にも使われおり、利尿作用や解毒効果などがあるようなので体に良さそうですね。

冬瓜の切り方

冬瓜は半分にカットしてワタをスプーンなどでくり抜いた後、1/4程度にさらにカットしてから皮を剥ぐと簡単です。上下の皮を包丁で切り落とした後、リンゴなどのように手で持って皮を剥いでも良いですが、冬瓜の皮は固いのでこの方法でやりにくい場合は、さらに小さく1/8程度にカットしてまな板に置いた状態で上から包丁で皮を切り落とすようにして剥ぐと簡単です。

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それでは次に冬瓜を使ったレシピを紹介していきたいと思います。

冬瓜を使ったレシピ

1.冬瓜を生で食べよう  冬瓜とツナのサラダ

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材料(2人分)

・冬瓜:1/4個

・ツナ:1缶

・塩(塩もみ用):少々

・マヨネーズ:大さじ1

・胡椒:少々

作り方

① 冬瓜を細くスライスします。

② ①の冬瓜に塩を振り、数分置いた後、水分をぎゅっと搾ります。

③ ②の塩もみした冬瓜にツナとマヨネーズを混ぜて胡椒で味付けして完成です。

 

これは普段私がよく、大根を細切りにして作っているレシピで冬瓜を代用して作ってみました。冬瓜で作っても特に違和感はなくいつも通り美味しくできました。簡単な材料でぱぱっと一品できるので便利です。

塩もみすることで冬瓜の苦さもなくなり、ゴーヤなどの苦味が苦手な主人もいつもの大根サラダと勘違いして美味しいと言って食べていました。

2.冬瓜の皮を使って 冬瓜の皮のきんぴら

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冬瓜は皮にも栄養がたっぷり含まれています。皮は固いですが茹でたり炒めたりして少し柔らかくすることで美味しく食べることができます。少し独特な感じですが、食べているとだんだんとクセになってくる感じのお味でした。節約にもなるしエコなので皮も捨てないで調理してみてはいかがですか?

皮は炒める前に事前に茹でて柔らかくしておくと細切りする時に楽だし、適度に柔らかくなり食べやすかったです。

参考レシピ↓↓

cookpad.com

3.冬瓜のワタを使って 冬瓜の中華スープ 

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冬瓜のワタはそのままだと苦味が強くて食べられませんでしたが、火を通してさらに溶き卵を入れることで味がまろやかになり食べやすくなりました。もちろんワタじゃなくて普通に冬瓜の実だけを使っても美味しくできます。

参考レシピ↓↓

recipe.rakuten.co.jp

4.冬瓜の鶏そぼろあんかけ

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砂糖が入っていなくてお肉も脂身の少ない鶏肉なのでとてもやさしい味付けでヘルシーです。さっぱりとして夏でも食べやすい一品です。

参考レシピ↓↓

cookpad.com

まとめ

このように冬瓜はカロリーが低く、体のデトックス効果を期待できるような栄養素も豊富に含まれる、美容と健康はもってこいのお野菜です。また、皮もワタも種も実の全てを捨てることなく食べることのできるのでエコです。あまり馴染みのないお野菜かもしれませんが、大根とだいたい同じように調理ができると考えたらレシピにも迷いません。あなたもこの夏ためしてみてはいかがですか?

最後まで読んでくださりありがとうございました。