こんにちは。くりいむぱんだです。
梅雨時期で雨の日が続きジメジメしますね(>_<)
我が家では梅雨入りする少し前頃から、主人、私ともに夜寝ているとひどい痒みに悩まされました。
「なんか身体中が痒い!(>_<)」
夜中や朝痒みで目が覚めてしまいます。身体を見てみると…
主人、私共に手足を中心に身体のいたるところに小さな赤い斑点が!!
我が家では蚊もよく出るのですが、どうやらこの感じは蚊ではなさそう。刺された跡の斑点は。1ヶ所だけのところもありましたが、同じ場所にてんてんと2ヶ所とか続けて出来ているのが多い感じでした。
こんな感じです↓↓(写真は刺されて数日経った治りかけのものです)
調べてみるのどうやらこの感じはダニっぽい?!
今まで何ともなかったのに急にダニにやられるなんて(;_;)身体中痒いし、ただでさえも息子の育児で2人とも睡眠不足なのになおさらダニで睡眠妨害されてしまっては困ります!!何とかせねばと思いダニについていろいろと調べて対策をしました。
今回はそのダニ対策についてや行ってみての効果などを紹介していきますね。
ダニの種類
調べてみると屋内に潜むダニは6種類に分類することができるようです。
・チリダニ科
・イエササラダニ科
・ツメダニ科
・コナダニ科
・ホコリダニ科
・ニクダニ科
そしてその中でも人を積極的に刺すのはツメダニかイエダニの2種類に限られるようです。
ダニに刺された時の特徴
●湿度の高い梅雨頃〜秋にかけての被害が多い
●刺されると強烈な痒みにおそわれる
●刺された数時間〜数日後にかゆくなる
●痒みは一週間程度と比較的長く続く
●刺された跡は痒みが落ち着いてからも長く残る
●近い場所に数カ所まとめて刺すことが多い
●肌が露出していない部位でも刺される
●皮膚の柔らかい部分(お腹、太もも、二の腕など)を好んで刺す→そのため大人よりは子ども、男性よりは女性の方が刺されやすい
●夜寝ている時に刺されることが多い
●掻き過ぎるとトビヒ※することがある
※トビヒ:トビヒとは正式な名称は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。名前の通り「飛び火」のように発疹がどんどんと広がって伝染していくことです。
調べてみるとやはりほぼほぼ当てはまることばかりでした!!
確かに主人より私の方がよく刺されている感じでした。もちろん私の方が家にいる時間が長いというのもあるのでしょうけども。
生後2ヶ月の息子は幸いダニの被害にはほぼやられてなかったので良かったです。寝起きにたまに顔にポツポツと赤いのが出てましたが、(正確にはダニの被害なのかは分かりませんが)さすが代謝が良いおかげかすぐに治ってなくなっていました。
さて、どうやらこの虫刺されと激しいかゆみの原因はおそらくダニだ!ということが調べてみて分かりました。
次に私が実践したダニの駆除方法と対策をまとめていきたいと思います。
私が行ったダニの駆除方法と対策
1.湿度を55%以下に保つ
ダニは高温多湿な環境を好み生息し、温度20~30℃、湿度60〜80%を好むようです。また湿度が55%以下の環境だと生息出来ないということが分かっているようです。
もともと我が家の寝室の湿度は天気の悪い雨の日だと50%後半〜60%前半程度でした。ダニの被害に悩む前は寝る時のみ暑くて寝苦しいので除湿をかけて夜中か朝方には切って日中はつけないという感じでした。
ダニの被害にあって、湿度が高いとダニの大量発生の原因となるということを知ってからは、もったいないですが暑さを感じない時でもエアコンの除湿をずっと付けっぱなしにしました。
最初のうちは昼間のみ切ったりもしていたのですがそれだとすぐに50%後半くらいに湿度が上がってしまいました。ずっと付けっぱなしの状態でも夜寝ている時などは58%くらいになっていることもあったので、この梅雨時期の湿度は本当に高いんですね(>_<)
除湿を付けっぱなしにするとプラスマイナス0℃の設定でも、27℃くらいの室温が22℃くらいまで下がり少し寒いくらいでした。しかし高温もまたダニの発生の原因となるのでまぁちょうどいいかなと思いました。
電気代の関係で除湿を付けっぱなしにするのはダニの被害が出ていた寝室のみにしていましたが、他の部屋でも天気の良い日は換気をしたり、洗濯物を極力室内に干さないようにしたりと気を付けました。天気予報が雨の予報でも降り出すまでは様子を見ながら外に干すようにしました。降り出してからは止むを得ず室内に干していましたが。
また、入浴後の浴室内の湿りを外に出さないように、入浴後は浴室のドアを閉めて、翌朝まで換気扇を回すようにしました。
2.寝具を日光干しする 布団乾燥機にかける
ダニは50℃以上の熱を20分程度継続して与えると死滅することが分かっているようです。そのため日光干しをしたり布団乾燥機を使用することでダニの生息を減らすことができると言われています。また、熱を与えることでダニの生息の原因となるカビの発生も防ぐことができます。
しかし、1週間に1度ぐらいこれを行うくらいでは、ダニは2割程度しか減少しないようです。寝具の日光干しや布団乾燥機の使用で、ダニが死にかけても継続して行わなければすぐに回復してしまうようなんです・・・(>_<)だから、週に1回で毎週行うというよりは、3〜4日程度の数日間連続して行うといった感じの方がダニの死滅のためには効果的なようですね。
我が家には布団乾燥機はないので、とにかく晴れの日を見計らってシーツとベッドの敷きパッドを洗濯しては日光干しにしました。
上記にも書いたように、本当は3〜4日の数日間連続して行なうのが良いということは、調べて分かってはいましたが、梅雨の時期なのでそうもいかず、晴れ間を見計らって週に2回程度でした。
日光干しだとダニを死滅させることができる温度の50℃には届かないので実際に効果があったのかどうかはよくは分かりませんが、お天気の良い日にシーツや敷きパッドをきれいに洗って日光干しするとやはり気持ちが良いものでスッキリとした気分で眠ることができました。
3.室内や寝具を清潔に保つ
ダニはフケ、髪の毛、垢、食べかす、カビなどを餌として好むようです。
という事は・・・
掃除が出来ていない埃っぽいお部屋はダニの生息地として最高な環境!!(>_<)
私は普段はお掃除はいつも適当。四角い部屋を丸く履くような感じでした。
しかし、ダニの駆除のためと思いこの時ばかりは念入りに行いました!お部屋の掃除機は寝室に限らず、できる限り毎日かけるようにしました。それでも少し埃っぽい感じだったのでたまに雑巾がけもしました。
ソファーや机の下、家具の隙間などは埃が溜まりやすいので気を付けてきれいにしました。
風通しを良くするために窓を開けてお部屋の換気も毎日行いました。しかし天気の悪い日だと換気することで湿度がなお高くなってしまっていたので、天気の悪い日は数分換気してすぐに閉めるようにしていました。
また、ダニの対策や駆除のためには、布団用の掃除機があればそれをかけて布団などの寝具をきれいにしておくのも効果的だそうです。厳密に言うと、ダニには脚があり、布団やカーペットなどの中の繊維にしがみついているため、掃除機でダニを直接吸い取るということは出来ないようなのですが、ダニの餌となる死骸や糞を掃除機で吸引するという点で効果的なようです。
なので、お部屋を掃除してきれいにするだけでなく、布団用の掃除機も週に1回はかけるようにしました。1週間前にかけたばかりなのに埃がたくさんとれるので驚きでした!
こんな感じです!やっぱり掃除機はこまめにかけないといけないことを実感しました。ちなみに布団用の掃除機は我が家ではレイコップのものを使用しています。
本当にびっくりするくらい埃がよくとれるんですよ。こんな埃まみれの布団で寝てたの?!(>_<)と思うくらい・・・。
また、掃除機を使用した後にたまったゴミなども頻繁に捨てるように気を付けました。そのまま放置しておくとそれが原因でダニの発生を促してしまうようです。
4.ダニスプレーの使用
上記に書いた1〜3までの駆除方法と対策を実践してみて、夜中や朝方に痒みに悩まされることもマシになってきていました。しかし、
念には念を入れて徹底的に駆除しよう!!
そう思いドラッグストアでダニの殺虫剤も購入して試しました。布団や枕の下に敷いておくシートダニ用のバルサンなど燻煙剤系のものもあったのですが、ソファーや埃が溜まりやすい隙間などにも使いたいのでスプレータイプのものを購入しました。
/>家に帰ってその日のうちに早速ためしてみました。1畳あたり1回の噴射が目安で1カ月間効果は有効だそうです。ほんとかな?という感じですが(^_^;)
匂いもいわゆる殺虫剤独特な感じもなかったので良かったです。
しかし、残念ながら殺虫剤では寝具やソファーなどの奥深くに潜むダニを死滅させることはできないようです。完全に駆除したい場合はやはり、1〜3に書いた3点が重要なようです。
1.湿度を55%以下に保つ→湿度管理によりダニの生息地を断つ
2.寝具を日光干しする 布団乾燥機にかける→加熱によりダニを死滅させる
3.室内や寝具を清潔に保つ→清潔な環境の保持しダニの餌となるものを除去する
ダニの駆除方法と対策を行ってみた効果
さて、これらのダニの駆除方法と対策を行ってみて、個人的には湿度の管理がやはり1番効果的だったのかなと感じました。
除湿をかけていても夜中などは湿度が高くなってしまい、そんな時はまたダニに刺されて痒みが出ていましたので…。また湿度や室温が高いと体温も高くなりその影響で以前ダニに刺されていた部位がまた強烈に痒くなったりもしていたので、そういった点でも湿度の管理は有効だと思いました。
それにプラスして掃除や洗濯を徹底したり、こまめに布団を干したり、それでも改善しない場合や念を入れたい場合は殺虫剤に頼るという方法も良いと思いました。
ダニの駆除方法と対策を意識するようになってからも数日間はやはり、程度はおさまったものの夜間ダニに刺されて睡眠妨害されることが続いていました。だんだん何となく良くなっていって、(以前刺された部位が再発してかゆくなったりしていたので正確にはいつから刺されなくなったのかは分かりませんが…)10日程度経った頃には新たにダニに刺されることは完全になくなったように思います。
そんなわけで現在はダニの被害に苦しむことなく快適に過ごすことができていますが、まだまだ夏の暑さやジメジメは続くので今後も継続してダニ対策に気を付けて行こうと思っています。
食品へのダニの侵入
さて、上記のような方法でダニの駆除と対策を行い、悩まされていたダニの被害も改善されましたが、どんなに対策していてもやはりダニは多少は家の中に発生するもの・・・。
そのため、食品にダニが侵入しないようにするための対策も実施しました。
調べてみると、小麦粉、お好み焼き粉、天ぷら粉などの粉物や鰹節、だしの素、すりゴマ、ふりかけなどの旨味成分の強いものに特にダニは発生するようです(>_<)
しかも瓶やジップロックなどで密封していてもダニは体長が0.3~0.5mmと目に見えないほどとても小さく、わずかな隙間があれば入ってきてしまうのだとか…。考えていると恐ろしくなりますよね!(>_<)
そして、このようにして食品に侵入してしまったダニを食べてしまうことでダニアレルギーとなり、ひどい場合はアナフィラキシーショックを起こして生命が脅かされる状況になる場合もあるようです!
これはもともとダニアレルギーを持っているから起こる症状ではなく、小麦粉の中で繁殖していたダニやダニの死骸や糞などを一度に沢山食べてしまうことで誰もが発症する可能性があります!!
ダニの侵入を防ぐ保存方法としては冷蔵庫に入れてしまうのが一番良いそうですが、全てを冷蔵庫に入れる訳にもいかないので、自分なりに調べたり考えたりしながらダニ対策を踏まえて以下のように保存してみました。
食品へのダニの侵入防止のために実践したこと
1.冷蔵庫に保存しきれないものは二重保存する
冷蔵庫に保存しきれない粉物や旨味成分の強い調味料などはジップロックやタッパーなどを使い二重保存するようにしました。
また、ジップロックだと頻繁に使用する小麦粉や鰹節などは取り出す時に手間なので、出来るだけ手間なく取り出せるように工夫しました。口の広い瓶に入れたり、100円ショップで売っているパウチ用のキャップを使って封をしたりした後、大きいタッパーなどにまとめて入れるようにしました。この時に湿気予防のために乾燥剤も一緒に入れるようにしました。
100円ショップのパウチ用のキャップはこんな感じです↓↓
輪ゴムなどで口を封するよりはこちらの方がきちんと密封できると思いますし、使用する時もキャップを開けて振って取り出すだけです。ジップロックなどのように袋の口の部分が広くなくなるので使用後に口の部分に付いた粉を叩く必要も無くなります。とても便利ですよ♪
2.出来る限り湿気の少ない場所に保存する
高いところよいは低いところの方が湿度は高いので、可能な限り低い位置には開封した粉物や旨味成分の強い調味料などは保存しないようにしました。また、シンクの下は湿気がこもりやすいので保存を避けて、ガスコンロの下や食器棚の下段などを保存場所として使用するようにしました。
3.すぐに使いきれる量のものを購入するようにする
鰹節や粉末顆粒だしなどは少量のものや小さなパックで少量ずつ包装されているものを購入して使うように心がけました。開封しない限りはダニの侵入は間違いなくゼロなので安心でした。
息子ももう少ししたら離乳食の時期に入ることだしお部屋のダニ対策だけでなく、食品にも今後も気を付けていきたいと思います。
皆さんもこの時期の室内のダニの大量発生には充分に気を付けて過ごしてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました(^ ^)