気ママにしゅふろぐ

0歳児の赤ちゃんの育児をしているはじめてママの日々・・・♪

私の妊娠経過~妊娠性糖尿病の疑いで糖負荷試験を体験〜

こんにちは。くりいむぱんだです☆

妊娠中は体のいろいろなトラブルが起こりがちですよね。その中のひとつに「妊娠性糖尿病」があります。

「妊娠性糖尿病」とは、妊娠の影響で発症する糖代謝異常のひとつで、妊娠前から糖尿病と診断されていたわけではなくて、妊娠中に初めて診断を受けて糖尿病には至らないもののことを指します。

この妊娠性糖尿病、私も妊娠中期の22週の頃にその疑いをかけられて検査をしました。

今回はその体験談や結果について書いていきたいと思います。

妊娠性糖尿病の疑いをかけられて・・・

妊娠中期の尿検査で、尿糖2プラス

私のかかっていた産婦人科では、妊婦検診の度に尿検査をしていました。長引いていたつわりもやっと少しずつ落ち着いてきて食べられるようになってきた、妊娠中期(22週6日)の頃のことです。いつものように検尿をすませ、名前を呼ばれ診察室に入ると、先生に「何か甘い物食べましたか?」と聞かれました。

どうやら今回の尿検査で尿糖が2プラスで出ていたとのことでした・・・(>-<)

 

今までは特に何も気をつけなくても一度も引っかかったことなかったのにどうして?甘いものなんて食べたかなあ?そう思い食事内容を振り返ってみました。前日の朝にヨーグルト、昼にプリン、夜にゼリー。当日の朝は白いご飯に豚汁にヨーグルト。こんな感じでした。たしかに甘いものと言えば甘いもの。食べていました。

でもこの頃はまだつわりも多少続いていて、たくさんの量を食べられていた訳ではありません。普通の食事を食べられない分を喉越しの良いヨーグルトやゼリーなどで補っている感じで、決してカロリーを摂り過ぎているという訳ではありませんでした。

食べ過ぎてもいないのに尿糖がプラスで出るなんて、もしかして妊娠性糖尿病なの?

そう思い、すごく不安になりました。

そして数日後に再度受診してOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)という糖尿病の検査をする事になりました。

 

妊娠性糖尿病による影響は?

さて、この糖尿病の検査をするまでは少し期間があったので、それまでの間の私は気が気ではありませんでした。「妊娠性糖尿病」というワードをネットで検索して調べてみると、どうやら妊娠中にこの病気にかかることによって、母体にも赤ちゃんにもいろいろな良くない影響が起こるとのこと・・・。流産早産胎児の発育不全巨大化・・・。調べているとそんな単語が次々と目に入り、不安な気持ちを掻き立てられました(;;)

妊娠性糖尿病は、胎盤から分泌されるインスリンを抑えるホルモンの影響で妊娠中に発生するため、出産後は自然に治癒するのが一般的なようです。しかし、一度妊娠糖尿病を発症した人は、将来的に糖尿病になる確率がかなり高いのだとか・・・(>_<)

糖尿病はいろいろな怖い合併症を誘発するリスクのある大変な病気です。そんな病気に将来的になる恐れが高くなるなんて考えていると、少し暗い気持ちになってしまいました。

この日の受診はずっと楽しみにしていた性別も男の子だと分かったというのに、それを喜びながらも、「もし妊娠性糖尿病だったらどうしよう。」と不安に思う気持ちもずっと頭の中にあり、モヤモヤとした気持ちのままで数日間を過ごしました。

 

妊娠性糖尿病の検査(OGTT)を体験

妊娠性糖尿病の検査(OGTT)の流れや方法

数日が経って妊娠性糖尿病の検査を受ける日がやってきました。

この検査はOGTTというもので、私が看護師として病院で働いていた頃、糖尿病やその疑いのある患者さんがよくしていた検査で検査についても知っていました。それをまさか自分がこんなにも早くするようになるとは思ってもいませんでした。

 

検査の流れと方法はこんな感じでした。↓↓

・検査の前日の夕食は21時までに済ませる。

・検査当日は朝欠食で病院に行く。お水やお茶は飲んで可。

1.空腹時の採血をする。

2.ブドウ糖75gを水に溶かしたサイダー水225mlを飲む。

3.これより60分後と120分後に採血する。その間水やお茶は飲んで可。

検査で飲んだサイダー水は普通の市販の炭酸水のような感じで特に飲みにくい感じもなかったです。

検査中は採血の時に院内に帰れば、待ち時間は外に出て良いとの事でしたが、寒かったのもあり院内にいました。本当は歩いたりした方がその間血糖値が下がって良かったのでしょうけども。。

気になる結果は個人病院だったのですぐには分からず、1週間後に受診して聞くという感じでした。検査当日に分かるものではなかったので結果が分かるまでの間もまた、不安な気持ちが続きました。

でも検査当日の尿検査の結果は尿糖マイナスだったので、その結果を聞いて少しホッとした気持ちもありました。

 

 

さて、数日が経って検査結果がやっと出ました。私のOGTTの結果はというと以下のような感じでした・・・

妊娠性糖尿病の検査(OGTT)の結果

検査前 :74

60分後   :161

120分後 :128 

検査の結果、糖尿病の疑いはなしでした!!

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もし糖尿だったら赤ちゃんが巨大児になっちゃう!とか将来的に糖尿病になるリスクが高くなる!とかいろんな事を考えて不安になっていたので、検査結果を聞いてとてもとても安心しました(>_<)

かかった費用については、受診券が使えなかったので全部実費で¥3,790でした。

 

妊娠性糖尿病の疑いをかけられる妊婦さんは実は結構多い?

この妊娠性糖尿病の検査ですが、私の周りには経験者がいなかったため結果が出るまで大変不安でしたが、産婦人科勤務経験のある知人に聞いたところ、尿糖や妊婦健診の採血で引っかかってこの検査をする事になる人は実は割とたくさんいるようです。でもそのほとんどが検査してみたら妊娠性糖尿病ではないとの事を言っていました。

実際に、妊娠中に妊娠性糖尿病と診断される妊婦さんの割合は、約12%みたいですね。とは言っても10人に1人以上はかかる事になるので決して少ないとは言えない割合だとは思いますが…。

 

その後の私

それから後の妊婦検診は、前日までは甘い物を少し食べる事はあっても当日の朝だけは、欠食で行くか炭水化物を抜いて軽めに食べるかで受診していましたが、以降尿糖は出たとしてもプラスマイナスで、1プラス以上で出る事はもうありませんでした。

尿糖は体質やその時の体調にもよるのかもしれませんが、食べ物で割と影響するみたいですね。

私は検査をした結果妊娠性糖尿病ではなかったのですが、疑いをかけられ食事を見直す良いきっかけになりました。野菜の量を増やしたり、お腹が空く時は腹持ちの良い春雨を食べたり、ご飯を白ご飯でなく玄米や発芽米にしたりと、疑いが無事に晴れてからも妊娠中はずっと気を付けました。

この出来事をきっかけにクックパッドの糖質オフのつくりおきレシピを購入したのですが、妊娠中とても役に立ちました。この本の中のレシピを見ながらお砂糖をあまりたくさん料理に使わないように気を付けていました。

少し怖い思いをしましたが、妊娠中は栄養バランスのとれた食事がより一層大切なので、妊娠中の食生活について改めて考えるきっかけとなって良かったかなと今では思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。