気ママにしゅふろぐ

0歳児の赤ちゃんの育児をしているはじめてママの日々・・・♪

小規模多機能ってどんなところ? 看護師業務や働いていて良かったことなど紹介

こんにちは。くりいむぱんだです☆

今回は看護師として働く方に向けての記事を書きたいと思います。

私は今は3ヶ月の息子の育児をしながら専業主婦をしていますが、妊娠前まではずっと看護師をしていました。

病院での病棟勤務(夜勤ありの3交代)を6年間程度とその後は小規模多機能という老人介護施設で1年間程度働きました。

 

病院での病棟勤務をされている看護師さんはきっとその多忙さや仕事量の多さに疲れて、転職を考えてみたり辞めたいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか?私もずっとそうでした。そして悩みに悩んだ末に、転職して施設で看護師として働く事に決めました。

転職する前は病院での看護師経験しかなかったので、施設での1日の流れや雰囲気はどんなものなのか、看護師業務はどのようなものがあるのか、どれくらいの日常生活レベルの利用者さんがいるのかなど、いろいろなイメージが湧かずにいました。そしてそれがゆえに転職を迷うと言うところもありました。今現在看護師として病院で勤務されていて介護施設に転職を考えていらっしゃる方でそのような方は多いのではないでしょうか?

そこで、今からこの記事の中で、私が働いていた介護施設での1日の流れや詳しい業務内容、病院との違い、働いてみて感じたメリットやデメリットなどをいろいろと紹介していきたいと思います。

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まず、お年寄りの方を対象とした介護施設にはいろいろと種類があります。それぞれの施設によって対象としている要介護度の区分が違ったり、提供しているサービスが異なったりします。

www.minnanokaigo.com

 いろいろな種類がある介護施設の中で私は「小規模多機能型居宅介護施設という施設で働いていました。

小規模多機能型居宅介護施設とは

「小規模多機能型居宅介護施設」とは、「通所」「宿泊」「訪問」の3つを組み合わせて利用するサービスです。基本的に在宅を拠点とした自宅で生活できる方向きの施設なので、病院のように重症度が高い方や寝たきり状態の方はほとんどいません。

 

私の働いていた小規模多機能ではそれぞれのサービスを利用している利用者さんの人数は日によって差はありましたが、だいたいの人数で言うと、通所で来られる方が1日10~18人程度、宿泊される方が1日5〜7人程度、訪問が1日3~4人程度でした。

宿泊サービスを兼ね揃えている施設なので、夜勤もありました。(私は夜勤はしていませんでしたが。)こちらは病院とは違い2交代でした。宿泊している方の人数も少ないため夜勤はスタッフ1人で宿泊の方全員をみるといった感じでした。

スタッフの人数は全員で12人程度でした。内2人はケアマネージャー、(ケアマネージャーは基本的に事務系の仕事のみで身体介助などの直接的な介護はしていませんでした。)内2人は看護師、という感じの人数構成でした。看護師の業務内容についてはまた記事内の後半で書いていきます。

 

小規模多機能での1日の流れ

次に小規模多機能で勤務していた頃の1日の流れを紹介していきます。

●午前●

9:00〜

始業  申し送り(夜勤のスタッフから、夜間何か変わったことがあれば日勤のスタッフへ申し送りがあります。)

カンファレンス(その日1日のスケジュールの確認や担当業務の確認をみんなで行います。)

9:10〜  

掃除(フロア内の掃き掃除、モップがけ)

9:30〜

コーヒーの準備(利用者さんに出すコーヒーを入れて配ります。)

送迎(通所の利用者さんの家までお迎えに行きます。すぐ近所に住んでいる方は歩いて行きますが、遠い方は車で行きます。)

10:00〜

バイタル測定(1日に1回は必ず利用者さんのバイタル測定を行います。)

料理(利用者さんのお昼ご飯を作ります。)

入浴介助(利用者さんを順番にお風呂に入れていきます。だいたい2日に1回は入浴が出来るように一人ひとり曜日を予め決めて行っています。)

トイレ介助(トイレ希望があった時はもちろんですが、認知症の方も多いため動ける方でも定期的に声かけしてトイレ誘導をします。)

記録(変わったことがあった場合は適宜記録をします。排尿や排便があった場合も記録に残します。)

10:30〜

体操(ラジオ体操やお年寄りが好きな曲に合わせたオリジナルの体操、ボールを使って体を動かすような簡単な体操をします。体の体操だけでなく「果物の名前」などとテーマを決めて順番に言っていくような頭の体操や昼食前の口腔体操も毎日します。)

洗濯(入浴された方の洋服を洗濯して干します。自宅に持って帰って洗濯はするため不要な方もいます。)

トイレ掃除(午前と午後にそれぞれ1回ずつは必ずトイレ掃除をします。)

訪問(訪問のサービスを利用している方の自宅に訪問し、買い物や掃除、洗濯などの家事を手伝ったり内服がきちんとできているのかの確認を行ったりします。必要な方には訪問時にお弁当を届けます。)

12:00〜

昼食介助 見守り 歯磨き介助 昼食後の内服 or  お昼休憩(昼食時はだいたい3人くらいのスタッフが残り、利用者さんの昼食の介助や見守りをします。残りのスタッフは休憩に入ります。)

 

●午後●

13:00〜

カンファレンス(午前中に何か変わったことがあれば情報共有します。)

13:10〜

料理(利用者さんの夕食を作ります。)

入浴介助(午前中に引き続き入浴できてない方がいれば行います。)

14:00〜

レクレーション(その日によって風船バレーやボーリング、輪投げなどレクレーションを決めていてそれをみんなで行います。たまにおやつを作ったり、近所へ散歩に出かけたりするレクレーションの日もあります。)

15:00〜

おやつとお茶の準備(利用者さんに出すおやつとお茶を準備して配ります。)

トイレ介助

干した洗濯物を取り込む

トイレ掃除

リハビリ(全員ではないですが、動けるけれど認知症のため自分から動こうとしなかったり、一人で動くと転倒リスクが強いような利用者さん数名を対象に行っていました。)

17:20~

夕食介助 見守り 歯磨き介助 夕食後の内服

17:50~

送迎(夕食を食べずにお昼過ぎ頃に帰宅される方もいますが、だいたいは夕食後に帰宅される方が多いです)

宿泊の利用者さんの更衣介助(就寝時間になればそのまま就寝できるようにパジャマに着替えさせます。)

18:00 

・終業(18:00終業でしたが、宿泊の方の更衣介助や送迎に時間がかかり15分〜30分程度は毎日残業がありました。夕食後の食器洗いやフロア内の片付け、翌日の準備などは10:00~出勤の遅出のスタッフが1人でしていました。遅出の場合は19:00就業でした。)

だいたいこのような感じでした。

業務内容については、入浴介助、料理、リハビリは担当するスタッフがその日によって予め決まっていました。それ以外のトイレ介助や掃除、洗濯、記録に関することやレクレーションなどは手の空いているスタッフが行うといった感じで担当は決まっていませんでした。

送迎は車の場合は免許が必要なので、その関係でできないスタッフもいました。私は車の免許は持っているのですが、送迎は一度もしたことがありませんでした。運転にあまり自信がないことを伝えると、それならしなくても大丈夫。と免除してもらえました。

送迎はその日その日で、誰がどの利用者さんの送迎に行くのかカンファレンスで予め決めていました。

 

食材や日用品などの買い物も週に2回程は誰かが車で買いに行くようになっていました。食材は宅配もしてもらっていましたが、調味料や加工食品などは外で調達していました。

 

病院と介護施設の雰囲気の違い

次に病院と施設の雰囲気の違いについて書いていきます。

まず病院は病気の方が入院している場所なので、予期せぬことが日常的に起こる場所です。一日の業務内の中で自分のするべきことが決まって、朝頭の中でどう動こうかイメージしていても患者さんの容態の変化やそれによって緊急で入った検査や治療などによって、するべきことはどんどん変わってきます。そしてその度に頭の中で一日のスケジュールを修正して自分で考えて動かなければなりません。体だけでなく頭を使わないと仕事を効率よく回すことができないハードな業務内容です。

 

しかしこれが施設になるとガラッと変わってきます。施設では基本的に時間がゆっくりと流れています。病院で勤務しているといつもバタバタしていて「もうこんな時間!」と時計を見て思うことが多々ありましたが、施設では「まだこんな時間か。」と言う感じで時計の針がなかなか進みませんでした。転職した当初はすることがなさすぎて何をして良いのかが分からないことが悩みだったくらいです。

 

職場内の雰囲気も病院と施設とでは全く違っていました。例えば朝の申し送りやカンファレンスにしても、病院ならば、大事な情報をみんなで共有する場なので、みんな真剣にメモをとったりしながら話を聞きます。少し間違ったことや情報が不足している時は先輩ナースから後輩ナースに厳しい指摘が入ることも度々で、ある程度緊張感のある雰囲気の中で行われています。

しかし、これが施設での申し送りやカンファレンスとなると、まず、夜勤者からの申し送りにしても、病院のように容態が日に日に変化するようなこともないので、特に申し送るほどのことがない日も多く、あっという間に終わります。カンファレンスは利用者さんの情報共有というよりは、その日一日のスケジュールの確認をする目的が強い感じです。この利用者さんの介護保険の訪問調査がありますとか、この利用者さんが病院受診をしますとか、この利用者さんの送迎はどのスタッフが行きます、とかそういった具合です。病院のような緊張感はなく逆におふざけが入るくらいです。

施設は病院と違い日常的にゆったりとした雰囲気でした。送迎などでフロア内に人手が足りていなくてバタバタとすることもありますが、病院とは違い生命に関わるようなことでバタバタすることはめったにないので、忙しくてもピリピリした雰囲気にはあまりなりませんでした。

 

スタッフの雰囲気の違いについては、病院は女ばかりの職場でしたが、施設は男女が半々くらいでした。年齢層は施設の方が高めな印象でした。私の勤めていた施設では上は70代の方もいました。(老々介護ですね(^_^;))病院と同様に新しい人が入ってきたら昔からいたスタッフがいびるというか強く当たるようなところは少しあったのですが、私は看護師というキャリアがある分一般の介護スタッフよりもそれはなかったように感じます。

 

介護施設へ転職当初の戸惑い

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次に私が病院から施設へ転職した当初戸惑ったことを書いていきます。

以前勤務していた病院ではきっちりと一人ひとりの業務が決められていたので、施設に転職した当初は業務内容がアバウトにしか割り振られていないことにとても戸惑いました。上記にも書いたように入浴介助や料理など、一部はその日によって担当が決まっていましたが、誰が責任を持って行うのか決まっていないことも多かったです。

病院でももちろん他のスタッフが忙しそうなら自分の仕事でなくても手伝ったりし、協力しながら業務をしていましたが、最終的にきちんと誰が責任を持って最後まで行うのか、その「責任の所在」ははっきりと決めている事柄が多かったです。なので、施設で勤務し始めた当初は「これでいいの?」と一人でモヤモヤすることが多々ありました。

例えば記録についてなら、何か利用者さんの容態の変化があった際に記録に残さないといけないですが、誰が記録するのかを決めていないため大事な事でも記録できていない時もありました。そして病院のようにその日ごとに誰がどの人の担当というのを決めていたりもしないので、記録に残していてもそれを定期的に読むという習慣がなく、スタッフ間での情報共有がとても難しかったです。

 

また、誰が何をするか決まっていないので、仕事をサボる人が出てくるという点も困ったものでした。まじめに仕事を見つけて動くスタッフもいれば、仕事はたくさん残っているのに利用者さんとひたすら世間話をしていたり、(これはもちろんコミュニケーションの一環として大切ではありますが)新聞を読んでみたり・・・(これは明らかにサボりですね)スタッフによって仕事量に差が出てきてしまいまじめな人ほど大変になってしまう感じでした。

 

小規模多機能での看護師業務

次に施設での看護師の業務について書いていきます。

私の働いている小規模多機能では、看護師もその他の介護スタッフと業務内容はほぼ同じような感じで入浴介助や料理当番なども他の介護スタッフと同様に行っていました。看護師だけが行なっていた業務については少ないですが、以下のような感じでした。

●内服薬の配薬(内服介助は介護スタッフも行っていましたが配薬するところまでは看護師だけが行っていました。便秘で下剤を屯服で内服する場合なども看護師が排便状況を確認して配薬していました。)

●吸引、摘便、インスリン注射などの行為(頻繁にはありませんが知識や経験がないと危険な行為でもあるので基本的に看護師が行っていました。)

●病院受診の付き添い(基本的に病院受診は家族の同席のもとで行ってもらっていましたが、家族の都合が付かない場合や利用者さんの体調が急に悪くなった場合などは看護師の付き添いで受診していました。その場合は介護タクシーを利用していました。)

 ●利用者さんの日々の観察とアセスメント(これは全スタッフに共通する業務ではありますが、看護師として働いている以上は特に気を付けて私は行っていました。状態の変化や創傷が新たにできた場合などは介護スタッフから報告を受けて、それをアセスメントした上でどうするべきが方針を考え周りに発信していました。)

だいたいこのような感じでした。

 

次に病院から介護施設で働く看護師に転職してみて私が感じた、メリットとデメリットをまとめたいと思います。

介護施設で看護師として働くことのメリット

1.業務内容が病院と比べると断然楽

何と言ってもまずはこれが私には一番のメリットでした。病院ではいつもバタバタと忙しくしていて身体的に大変なだけでなく心の余裕がもてませんでした。病院ではしなければいけないことをうっかり忘れてしまったり間違ったことをしてしまえばそれが命に関わってしまうという緊張感が常にありましたが、施設に移ってからはその緊張感から解放されのびのびと仕事できるようになりました。

 

2.時間外労働が少ない

病院で勤めていた頃は、担当患者さんのカルテを読んだり指示を確認したりするために、始業時間よりも1時間ほど早くいつも出勤していました。そしてその始業前の時間外は申請できないためサービス労働でした。施設の場合は毎日特に変化がないのでカルテを読むなどの始業前の仕事の準備は不要でした。始業時間のギリギリに行ったの良いので朝自宅でのんびりと過ごすことができました。

また終業後の残業についても病院で勤務していた頃は、記録することがたくさんあったり処理しないといけない書類があったりで、平均して2時間程度は毎日残業していました。しかし、施設では残業は毎日15〜30分程度あるくらいだったので、その後のプライベートの時間も充実させることができました。

 

3.料理当番が案外楽しい

私が働いていた施設では利用者さんが食べる食事はスタッフが準備していました。一度に20人分程度のたくさんの量を作らないといけないので最初のうちは慣れなくて大変でしたが、私はもともと料理が好きなので、慣れてくるとそれを仕事としてできるのは楽しかったです。かなり個人的な意見ではありますが、これも良かったことのひとつです。

 

4.イベントや外出行事などのレクレーションはスタッフも楽しめる

私が勤務していた施設では時々、利用者さんを連れて景色の良いところにお散歩に出かけたり、外食をしたりということをしていました。ボランティアの方が施設に来て楽器の演奏をしてくれたり、夏には夏祭りを敷地内でしたりするようなイベントもありました。利用者さんを楽しませることを目的にしていて、スタッフは準備が大変な点もあるのですが、楽しくもありました。

 

介護施設で看護師として働くことのデメリット

1.看護技術や医療の知識が生かせない→忘れてしまう

これが私が感じた介護施設で看護師をする上での一番のデメリットです。確かに介護施設は病院よりも楽ではあるのですが、せっかく看護師の資格を持っているのにそれを充分に生かすことができないというジレンマをやはり感じてしまいました。そして看護技術や医療の知識は、医療の現場を離れたらその期間が長くなるほどどんどん忘れていってしまいます。せっかく努力して習得した技術や知識なのに忘れてしまうのはとてももったいなく感じてしまいました。

 

2.お給料が減った

これは勤務する病院や施設にもよるとは思いますが、私の場合は転職することでお給料がかなり減りました。もちろん施設では夜勤をしていなかったからというのもあるのですが、施設で夜勤をしていたとしてもきっと病院で看護師をしていた時ほどはもらえなかったと思います。

 

3.スタッフが少ない分休みの希望が通りにくい

病院で勤務していた頃はスタッフが全員で30人ほどいたので、事前に希望しておけば休みたい時に休めることが多かったです。なので平日に長期の休みをとって旅行に行くなんてこともよくしていました。しかし、施設ではスタッフの人数が少なかったため、スタッフ同士同じ日に休みの希望がかぶってしまうと、休みを取ることが難しい時もありました。

結論

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最後に結局のところ転職してみてどうだったかをまとめます。

長々と書きましたが、結局私は病院から介護施設で働く看護師に転職してみて良かったと感じています。

病院にいた頃は身体的にも精神的にも大変なことが多く気が滅入ってしまいそうになることもありましたが、介護施設に移ってからはのびのびと割と楽しく働くことができました。

もちろん上記に書いたような、せっかく習得した看護技術や医療の知識を生かせないなどのデメリットはあるのですが、私のように病院で看護師として働くことに少し疲れてしまった方には息抜きとしてとてもおすすめです。

1.2年ほど病院を離れて施設でのびのびと働いて息抜きをして、また病院に戻るというのもアリだと思います。産後のママさんで育児が大変な間だけ少し介護施設で看護師のパートをするというのも良いと思います。(実際にそんな方も割りと多かったです。)

 

介護施設で働くことでスキルアップできるところも意外とあり、いろいろな介護支援サービスについて詳しくなったり、認知症の方とのコミュニケーション技術がより一層身に付いたりもします。なので一概に介護施設で看護師をする=スキルが衰えるという訳でもないと思います。また病院に戻った時に、介護支援サービスについて詳しいと患者さんの退院支援に役立ったり、介護施設で身に付いた認知症の方への対応を不穏時に生かせたりすると思います。

 

そして、看護師として働いている方々はやはり皆さん人と関わることが好きであるからこの仕事を選んだのではないでしょうか?

私は介護施設に転職して気持ちに余裕をもって働くことでその原点を思い出すことができ、「やっぱり看護師の仕事っていいな。」と思い直すことができました。

少しゆっくりとした雰囲気の中で働くことでそう思い直し気持ちを持ち直すことができたのが、結局私にとって1番良かったことだったかなと感じています。

今現在私は息子がまだ小さいので看護師は辞めて育児に専念していますが、また落ち着けば復帰するつもりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

私の赤ちゃんの乳児湿疹の治療とその経過について

こんにちは。くりいむぱんだです。

赤ちゃんのお肌はモチモチスベスベでとっても気持ちが良いですよね(o^^o)

しかし、私の赤ちゃんは生まれて少しが経った頃からお顔を中心に湿疹がたくさん出てきてしまいました。そんな新生児期に現れる湿疹を総称して「乳児湿疹」と言うようなのですが、今回は乳児湿疹について、私の赤ちゃんの治療や症状の経過などを紹介していきたいと思います。

息子の乳児湿疹の治療経過

生まれてすぐはモチモチ、すべすべのお肌♡

●生後すぐ〜

生後すぐのお肌は本当にみずみずしくモチモチですべすべでした。生後1週間ぐらいから、顔以外の全身のお肌のカサつきが出始めました。沐浴の後に保湿のクリームを塗ってあげていると、徐々にカサついた皮膚が落屑していくとともに綺麗になってきました。

 

息子両頬にブツブツが…

●生後19日目頃〜

カサついた肌が落屑していき、もとのスベスベお肌に戻ってきてホッとしていた頃です。今度はまた別のお肌トラブルが・・・。ある日朝になって息子の顔を見ると、両方の頬にブツブツが少しですが出ていました。そんなに気にならない程度だったので、すぐに良くなるだろうと思って様子をみていました。一応沐浴の時に石けんでやさしく洗って、沐浴後に保湿のクリームを塗るようにしていました。

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ブツブツの正体は「乳児湿疹」というらしい…

●生後24日目頃〜

様子をみていたお顔のブツブツですが、良くなる事はなく、おでこや頭皮にも広範囲に広がっていきました(>_<)さすがに自然に治る気もしなくなって心配になってきました。

このブツブツはなんなんだろう?ニキビ?あせも?

そして、「赤ちゃん ブツブツ」とネットで検索してみると、どうやらこれは「乳児湿疹」というものであることを知りました。生後6ヶ月頃までの湿疹は原因の特定が難しいので、肌トラブルをすべてまとめて「乳児湿疹」と呼ぶそうです。 

mamari.jp

乳児湿疹の原因としては、生まれてすぐの赤ちゃんは、皮脂の分泌がとても盛んな状態であるため、その影響で毛穴が詰まりやすく、皮脂腺に脂がたまって湿疹ができやすいようです。

乳児期特有の症状で、きちんと赤ちゃんの皮膚の清潔を保てていれば、成長と共に皮膚のバリア機能や抵抗力が備わってきて、1歳頃には自然に治っていくとのことでした。

 

調べてみると、新生児にはよくある症状で少し安心もしたのですが、湿疹は日を追うごとにだんだんと悪化していきました。

気になるので1ヶ月検診に早めに行き、病院で診てもらう事にしました。

その頃のピークでひどかった頃のお写真がこちら。かなりひどくなってしまって、治るのかなぁ(>_<)と、とても心配でなりませんでした。

かわいいお顔なのに、この頃は湿疹のせいで写真を撮るのも少し億劫になってしまいました。

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ステロイド外用剤で治療開始

●生後27日目頃~

湿疹が気になったので少し早めに1ヶ月検診に行きみてもらいました。この頃には首や耳のあたりにまで湿疹が広がっていました。

 

先生「今はどうやって対応してるの?」

私「お風呂の時に石けんで洗って、その後クリームを塗ってます。」

先生「石けんは使わずお湯だけで洗った方がいいかもね。一応お薬も出しときます。」

みたいに言われ、割とあっさり。特に問題視はされませんでした。

 

お薬はキンダベートというステロイド外用薬を処方してもらいました。塗り方は以下のような感じで説明を受けました。

*2〜3回/日程度湿疹が出ている部位にキンダベートを塗る。

 

処方されたキンダベートというお薬はあまり馴染みのないお薬だったので、どのようなお薬なのか調べてみました。

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調べてみたところ、キンダベートはステロイド外用剤でした。ステロイド外用剤というと、私が看護師として病院で働いていた頃にもよく患者さんに処方されていたものだったので、よく知っていました。傷などに大変よく効くお薬ですが、治りが早いということは薬自体の刺激も強いお薬・・・。長期的に塗ったり、多量に使ったりすることで皮膚のトラブルなどの副作用が出やすく注意が必要です。

「そんな強いお薬を赤ちゃんの顔に毎日塗っても大丈夫なの?」と心配に思いました。そしてステロイド外用剤についても改めて調べてみました。

ステロイド外用剤には強さのランクがⅠ郡~Ⅴ郡までの5段階あるようでした。処方されたこのキンダベートというお薬は、Ⅳ郡(マイルドクラス)のお薬でした。ステロイド外用剤の中では比較的弱いタイプのお薬だということを知り少し安心しました。 

お薬の効果はすぐに出て一晩でかなり湿疹は引きました。でもそれだけ強いお薬で肌に負担にならないかなあという心配もまたありました。

 

●生後30日目頃〜

おでこや頬の湿疹は徐々に良くなっていたので、治った部分はお薬を塗らないでいると、また湿疹が出てきてしまいました。良くなっては悪くなっての繰り返しです。お薬を塗れば良くなるのは分かってはいるのですが、ステロイドが入っているのでやはり塗り続けるのも心配でした。

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ステロイド外用剤を減量

●生後40日目頃〜

この頃になると、だいぶ湿疹は落ちついたのですが、やはり小さなものがうっすらと出ては消えてを繰り返していました。

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最初に出してもらったお薬も切れて無くなりかけていたため小児科を受診しました。

受診したところ、以前処方してもらって使用していたキンダベートというお薬は急にやめるとまた湿疹がひどくなるとのことで、少しずつ弱い濃度のお薬に切り替えていきましょうとの説明を受けました。

ロコイド軟膏というキンダベートと似たような成分だというステロイド外用剤をプロペト(ワセリン)で薄めた物を処方してもらいました。塗り方は以下のように説明を受けました。

*朝晩2回/日湿疹が出ている部位(顔だけでなく首や胸のあたりも)にロコイド軟膏をプロペトで薄めたお薬を塗る。

 

月曜日に受診したのですが、また金曜日くらいに経過をみせてと言われました。

ロコイド軟膏についても調べてみましたが、ロコイド軟膏もキンダベート軟膏と同じでマイルドクラス(Ⅳ群)に分類される比較的弱いステロイド外用剤でした。

プロペト(ワセリン)で薄めて処方されたので、このように容器に入っていました。

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小児科で出してもらったロコイドをプロペトで薄めたお薬を塗りながら、湿疹はさらに改善されていきました。

 

ステロイド外用剤をさらに減量

●生後45日目頃~

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経過観察のためにまた小児科を受診しました。だいぶ良くなったからまたお薬を減らしていきますということを言われました。変更内容は以下のような感じです。

*前回処方されたロコイド軟膏をプロペトで薄めたお薬は朝晩2回/日から夜1回/日だけに減量して塗る。

*朝は代わりに1回/日で亜鉛華軟膏を塗って、上からプロペトを重ねて塗る。

 

ということで、亜鉛華軟膏とプロペトを新しく処方されました。急にやめたらひどくなるから、絶対に治ったと思って塗るのをやめないように。」と念押しされました。1週間後にまた再診してみせてくださいと言われました。


亜鉛華軟膏は湿疹や皮膚の炎症を抑える塗り薬とお薬の説明書きに書いてありました。

このような真っ白の軟膏です。

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ステロイド外用剤をさらにさらに減量

●生後50日目頃~

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ロコイド軟膏をプロペトで薄めたものを夜1回だけ塗るように減量してから1週間が経ったのでまた小児科を受診しました。お薬の減量後も特に湿疹がまたひどくなることはなく経過しており、経過が良いのでということで以下のようにお薬はさらに減量になりました。

*火曜日と金曜日の夜だけ2回/週でロコイド軟膏をプロペトで薄めた軟膏を塗る。それ以外は亜鉛華軟膏+プロペトを塗って保湿のみするようにする。

 

1週間に2回程度の使用であれば副作用はほとんどないとのことでした。経過が順調なので次は期間を空けて1ヶ月後にまた受診することになりました。

お薬を週に2回だけに減量してから、最初の2週間程度はお薬を塗っていない日が続くと目の横あたりに湿疹がまた出てきていました。また悪化するのでないかと心配になりましたがそれは最初のうちだけでした。減量後1週間もすれば週に2回だけでも特に湿疹が出ることはなくなりました。

 

ステロイド外用剤は完全に中止

●生後80日目頃~

前回の受診から1ヶ月程度が経過したのでまた湿疹の経過をみてもらうために小児科を再診しました。

経過良く湿疹も改善されているので、週に2回塗っていた湿疹の薬は完全に中止になりました。その後の対応は以下のように言われました。

*ロコイド軟膏をプロペトで薄めた軟膏は完全に中止。朝晩2回/日を目安にスキンケアのつもりで亜鉛華軟膏+プロペトを塗る。

 

次回の再診についてはもう特に何も言われませんでした。亜鉛華軟膏とプロペトは長期間使えるように大きめの容器で処方してもらいました。

さすがに湿疹のお薬が完全に中止となると、また湿疹が出てくるのではないかと心配に思っていました。やはり全く塗らずに5日程度が経過すると目の横あたりにうっすらと湿疹がまた出てきました。身体は特に湿疹が出たりはなく問題なかったです。

以前処方してもらっていたロコイド軟膏をプロペトで薄めた軟膏がまだ残っていたので、完全にやめずに最初のうちだけ時々ぬってみようかなあとも思いました。でも湿疹は以前ひどく出た時のようなジクジクの赤いものではなく、良く顔を近づけて見たり触ったりしないと分からない程度の小さなものが少し出ているくらいだったので、亜鉛華軟膏とプロペトを湿疹が出たところにはしっかりめに塗って様子をみました。

そしてその後は大幅に良くなるわけでも悪くなるわけでもなく、うっすら常に湿疹が出ている状態が3週間程度は続きました。暑くなってきた時期で特に暑いなと感じるような日は湿疹が少しだけ悪化しているような感じでした。

 

生後3ヶ月、湿疹はやっと治りました!

●生後100日目頃〜

ロコイド軟膏の塗布をやめてすぐはうっすら湿疹が出た状態がしばらく続いていましたが、それも日を追うごとに落ち着いていき、生後3ヶ月と少しが過ぎた今はもう湿疹は無くなってすっかりきれいなお肌になっています。

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生後3ヶ月が過ぎてからは赤ちゃんの肌質が今までとは変わってきて乾燥してくる時期みたいなので、続けて保湿のスキンケアは継続して行い、肌トラブルが起こらないように気を付けています。

乳児湿疹がピークでひどかった頃は治るのかなぁととても心配でしたが、今はこうして無事に落ち着いたので本当に良かったです。

最後まで読んでくださりありがとうございました(o^^o) 

山口の銘菓 「月でひろった卵」と愛媛の「媛の月」が似てる件

こんにちは。くりいむぱんだです☆

先日主人が山口県に出張に行っていたのですが、その際に自分も食べたいからとお土産を買ってきてくれました。

山口の銘菓「月でひろった卵です。

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山口県では有名なお菓子だそうです。早速息子がお昼寝している時に二人で食べてみました。

箱を開けてみると1個ずつこのように包装紙で包まれていました。

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包装紙を開けてみると見るからにふわふわだと分かるような、まーるいクリーム色のお菓子。少し手で触っただけで形がつくほどの柔らかさだったので丁寧に取り出してお写真を撮りました。

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半分に割ってみると中にはカスタードクリームがたっぷりと入っていました。そしてそのカスタードの中には細かく刻んだ栗がたくさん入っていました。

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ふわふわの生地と中の栗入りカスタードの甘さが上手くマッチしてとても美味しいお菓子でした♪

でも食べていて思いました。

「何かこれ、どこかで食べたことある・・・?」

よくよく考えると山口の銘菓のこのお菓子「月でひろった卵」とよく似たお菓子が私の地元の愛媛県にもありました。

ハタダの「媛の月」というお菓子です。

 ネーミングまで似ていますね・・・。

月でひろった卵」と同じようなふわふわのクリーム色の生地の中にカスタードクリームが入っています。カスタードクリームのみで栗は入っていないのでその点だけ違います。

しかし調べてみるとこの「媛の月」は今はリニューアルされているようです。このふわふわの媛の月は旧バージョンで現在は販売されてないようです。おいしかったのに残念です。(T ^ T)

 

リニューアル後の媛の月は、外の生地はお饅頭のようなずっしりした生地に変わり、中身はカスタードクリームがこしあんに包まれて入っているようです。ハタダの公式サイトによると、夜空に浮かんだ月をイメージしているのだとか・・・。

 かなり雰囲気が変わりましたね。

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リニューアルしているとは知りませんでした。旧バージョンの媛の月もおいしかったですが、リニューアルバージョンも食べてみたいものです。

よく似たお菓子があるなぁと調べてみると、「〇〇の月」みたいなネーミングの同じようなお菓子は全国のいろいろな県であるようですね(^_^;)

matome.naver.jp

まあるくて黄色味がかっていると、きっとみんな月を連想するんでしょうね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

おすすめ塩昆布レシピ 時短なのにおいしくて栄養豊富♡

こんにちは。くりいむぱんだです☆

最近私は塩昆布にはまっています(o^^o)

野菜と一緒に揉み込むだけでいい感じの塩味がついた居酒屋で出てくるような漬物になるし、サラダにトッピングしても良いです。炒め物などにも使えます!もちろんシンプルにご飯にのせたりお茶漬けにしたりもおいしいです♪

また、塩昆布はおいしいだけでなく栄養も多く含まれるところも嬉しいポイントです♪日本人が不足しがちだと言われている食物繊維が多く含まれていて便秘解消にも良いですし、同じく不足しがちな鉄分も多く含まれています。カルシウムマグネシウムのミネラルも含まれているので育ち盛りのお子さんにもとっても良いです。

塩昆布を使っておかずをいろいろと作ってみましたが、その中でも特においしかったものを今回は紹介してみたいと思います(^-^)

 

1.キャベツと塩昆布のサラダ

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*材料*  (2人分)

・キャベツ:1/4個程度

・塩昆布:2つかみ

・ごま油:小さじ1

・すりゴマ:適量

*作り方*

① キャベツをざく切りにする。

② ①に塩昆布を混ぜて手で揉み混みこみながら漬ける。

③ ②にごま油とお好みですりゴマを混ぜて完成!

 

塩昆布の分量は味をみながらお好みで調節してみてください。

きゅうりや白菜など他のお野菜でしてもいい感じですよ♪

 

2.ピーマンの塩昆布炒め

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*材料*   (2人分)

・ピーマン:4〜5個

・塩昆布:ひとつかみ

・ごま油:大さじ1

*作り方*

① ピーマンを細切りにする。

② フライパンにごま油を熱して、①を中火でさっと炒める。

③ ②に塩昆布を加えて馴染むまで少し炒めて完成!

 

最後に味見して少し味が薄いと感じたらお醤油を足しても良いです。

私は今回は冷蔵庫にあったじゃこも入れてみたらおいしかったです(o^^o)

ご飯にとっても合う便利で簡単、栄養満点なおかずです。すぐにできるので忙しい朝ごはんにのおかずにもおすすめです。

 

3.塩昆布の炊き込みご飯

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*材料*   (4人分)

・米:1.5合

・もち米:0.5合

・みりん:小さじ1杯

・塩:小さじ1/3

・塩昆布:2つかみ程度

・お好みの具材

*作り方*

① 米をといだ後お釜に入れてみりんも合わせて2合のところまで水をいれる。(私はいつも炊き込みご飯は、もち米と米が1:3くらいの割合になるくらいでもち米を入れて炊きます。もちもちに仕上がっておいしいです♪)

② 塩昆布、顆粒和風だしを入れてお米と軽く混ぜる。

③ きのこ類や人参などのお好みの具材を米の上に乗せて炊飯する。

 

塩昆布から良いお出汁がとれて簡単な味付けなのに大変おいしく仕上がります♪みりんを少し入れることで色よく仕上がりお焦げもいい感じにつきます。

具財にきのこの分量が多い時はきのこから水分がたくさん出るので水は少しだけ少なめにしてくださいね。

 

4.じゃがいものマヨ塩昆布和え

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*材料*    (2人分)

・じゃがいも:3〜4個

・塩昆布:ひとつかみ

・マヨネーズ:大さじ1と1/2

*作り方*

①じゃがいもは塩を少々入れた水で茹でて粉ふき芋にする。

② ①をボールなどに移し熱いうちに塩昆布、マヨネーズを和えて完成!

 

ホクホクのじゃがいもに塩昆布の塩気とマヨネーズがよく合って絶妙な味わいです♪あと一品欲しい時やおつまみなどに良いです。できたての温かい状態で食べるのがおすすめです。

 

5.トマトの塩昆布のせサラダ

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*材料*(2人分)

・トマト:1個

・塩昆布:適量

・ごま油:適量

*作り方*

① トマトを輪切りにしてお皿に並べる。

② ①のトマトの上に塩昆布をのせて上からごま油を少量かけて完成!

 

トマトを輪切りするだけでできてしまうのでとっても簡単です。塩昆布の塩気でトマトの甘さが引き立って良い感じです♪スイカに塩をかけるようなイメージです。

 

以上、私のおすすめする塩昆布レシピでした!

ちなみに私がいつも使っている塩昆布は「くらこん」のものです。塩昆布には醤油の味付けがついているものもありますが、こちらはシンプルな塩味だけの味付けなのでいろいろな料理にバリエーション豊富に使用できて便利です。▼▼

皆さまも良かったら参考にしてみてくださいね♡

最後まで読んでくださりありがとうございました。

メロンより糖度の高い甘~いとうもろこし♪「生ゴールドラッシュ」

こんにちは。くりいむぱんだです☆

先週末の日曜日の事です。主人が会社の方からとうもろこしを頂いてきました。以前も1本だけ頂き、2人で半分ずつ分けて食べてみるとおいしかったので「また今度箱で貰えるみたい。」と聞いて楽しみにしていました。

そしてその頂いてきたとうもろこしがこちらです・・・。

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何と、この15本くらい入った箱が2箱と、売り物にできないからあげると言って無料で貰ったスーパーの袋に入った分が1袋、合わせて40本くらいも!!

 

私「えっ?何でこんなに?」

主人「行ったら奥さんだけやったけん何にも言えへんかってん。」

私「・・・。」

 

我が家は私と主人と3ヶ月になったばかりの息子の3人暮らし。大人2人ではとても食べきれる量じゃないので、1箱分は主人の実家に郵送しました。

とうもろこしは1箱1,600円程で購入したようなのですが、郵送した1箱分の送料も冷蔵での郵送なので高くつき同じくらいかかってしまいました・・・。何してるんだか・・・。

どうして一箱どのくらい入ってるのか事前に聞かなかったのかと思いましたが、それはもうあえて聞き入りませんでした。

 

さて、残った1箱分とスーパーの袋1袋分のとうもろこし、計25本ほど。「どうしよう・・・。」

とうもろこしの保存期間について調べてみると、とうもろこしは冷蔵庫に入れてもそんなに日持ちせず、冷蔵保存で3日程度冷凍保存なら1ヶ月程度もつようでした。そこで、とりあえず全部茹でて、数日中に食べられそうな分は冷蔵保存、無理そうな物は冷凍保存することにしました。

主人が、「僕が全部するよ。」というので、そこはもう言われた通りに全部おまかせしました。

皮を1個ずつ剥ぎ、お鍋にお湯を沸かして、1回では茹できれる量でないので数回に分けて何回も茹でて・・・。全部終わるまでに1時間ほどかかっていました(^_^;)

そして、その後のとうもろこしがこちら。↓↓

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いったい何人で食べるの?と思わず笑えてきました。こんなの初めて見ました。

そして、剥いだ皮の残骸がこちら。↓↓

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次の日が可燃ゴミの日なら良かったのに・・・。

 

茹でたとうもろこしの処理はまだ続きます。

2.3日以内に食べ切れそうな分は1つずつラップで包んで冷蔵庫に入れました。そして残りは全て冷凍保存することにしました。4つほどはそのままの状態でラップに包んで冷凍し、それ以外は炒め物などにする時に便利なように全部包丁で実を外してジップロックに入れて冷凍しました。

ジップロック2袋分もこの冷凍コーンができてしまいました。

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もちろんこれも責任をとって主人が全部してくれました。

暑い中汗をかきながら作業しておりました(^_^;)

粒にしたとうもろこしは使いやすいように出来るだけ平らにして冷凍しました。

これでとうもろこし祭りがやっと終了しました。

 

この頂いたとうもろこしは、「生ゴールドラッシュ」という品種で、メロンよりも高い糖度のとうもろこしだそうです。収穫して早い段階なら生でも食べることができるそうです。

研究に研究をかさねて、完成するまでに10年もかかったとうもろこしの品種だそうです。普通のとうもろこしと比べると、一粒一粒が大きく実が先端までぎっしりと詰まっていて、粒皮が柔らかく甘みが強いのが特徴です。

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www.tomo100ka.net

以前はすでに茹でたものをもらって食べたのですが、今回はせっかくなので最初は生で食べてみました。

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生だと粒が鮮やかな黄色でなく少し白味がかっていました。嚙ると粒の中から出てくる汁も白っぽくクリーミーな味わいでした。茹でたものよりも甘みが強く、野菜というよりは果物を食べているような感覚で、中から甘いジューシーな果汁が溢れてきて口の中に広がりました♡

普通のとうもろこしだと食べた後に皮が歯の間に挟まることがあると思いますが、この生ゴールドラッシュは粒だけでなく皮までとても柔らかいためそんなこともありませんでした。なのでお子様やお年寄りなどでも大変食べやすいとうもろこしだと思います。

とうもろこしを生で食べたのは初めてで、茹でていないと苦みや臭みがあったり身が硬かったりする印象だったのですが、その予想とは大幅に違い逆に茹でたものよりもおいしかったので感激でした。おそるべし生ゴールドラッシュですね!!

1本まるごとペロリと食べてしまえました( ^ω^ )

 

おすすめの食べ方としてはまずはそのまま丸かじりして食べるとジューシーさや甘みの強さをより感じやすいと思います。実が柔らかいので丸かじりでも食べやすいです。

もちろん焼いたり、粒にして炒めたりも良いです。サラダにトッピングしても一粒一粒の実がしっかりしているのでよく映えます。甘さを生かしてパンケーキや蒸しパンなどに入れておやつにしても良さそうなので私も今度してみようと思っています。

 

そんなわけで昨日の夕食もまたとうもろこしづくしでした。とうもろこしとじゃがいものバター醤油炒めと、焼きとうもろこしと、後はサラダにものせました。

焼きとうもろこしはそのまま焼いてもおいしいと思うのですが、砂糖醤油を塗ってトースターで焼いてみました。醤油の風味がほのかに香っておいしかったです♪

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まだまだとうもろこしはたくさんあるので、これからしばらくは、とうもろこしづくしな食卓が続きそうな我が家です(^_^;)まぁおいしいから良いのですが。

 

甘くておいしい「生ゴールドラッシュ」とうもろこしが旬なこの季節に皆さまも良かったらお試しになってくださいね。きっとその甘みの強さとジューシーさにびっくりすることかと思います!!

最後まで読んでくださりありがとうございました(o^^o) 

オノマトペの曲で赤ちゃんをあやす♪ 頭にも身体にもとっても良い親子のコミュニケーション

こんにちは。くりいむぱんだです☆

子どもと遊ぶ時に歌を歌ったり音楽を流したりするお母さんは多いかと思います。私も3ヶ月の息子がいるので簡単な童謡を歌ったり、子どもが好きそうな曲を流したりはもともとよくしていたのですが、最近は「オノマトペ」の入った曲で息子をよくあやしています。

 

オノマトペ」とは、ものの音や動きなどを表す言葉で擬音語や擬態語の総称です。「ドアをトントン叩く」「お腹がペコペコになる」などいろいろな言葉があります。

以前テレビで日本に住む外国人の方たちを対象に、日本語のこんなところが面白いというところを上げてもらう特集を見たのですが、「ふわふわ」「ぶかぶか」などのように実際には音がしないものでもその雰囲気を音で表しているのが面白いと答えている外国人の方がたくさんいらっしゃいました。このようなオノマトペを使った表現は日本語独特なもので他の国にはあまりないようですね。日本語の魅力のひとつとも言えるでしょう。

kotobanoimi.com

昨今ではオノマトペは医療や教育などの幅広い分野で注目されているようです。「傷口がズキズキ痛む」「傷口がヒリヒリ痛む」「傷口がチクチク痛む」これらはどれも傷口の痛みを表していますが、「ズキズキ」「ヒリヒリ」「チクチク」といったオノマトペが入ってくるだけで痛みの印象はずいぶんと変わってきますよね。痛みはそれを感じている本人にしかその程度や度合いは分かりませんが、このようにオノマトペを入れて痛みを表現することで具体的にどのように痛いのかが相手に伝わりやすくなります。

 

そして、これから言葉を覚えていく過程にある子どもに対しても、このオノマトペを使ったコミュニケーションは有効なのではないかと私は感じます。例えば、「歩く」「飛び跳ねる」「食べる」これらはどれも動作を表す言葉ですが、言葉をまだ知らない赤ちゃんはどんな動作を表す言葉なのか分かりません。

これにオノマトペを付けて、「トコトコ歩く」「ピョンと飛び跳ねる」「モグモグ食べる」とするだけで、音から想像を膨らませて、それがどのような動作なのかイメージが湧きやすくなるのではないかと感じます。それに何より言葉がリズミカルで楽しいものになり、子どもとのより良いコミュニケーションにつながり子どもの感性を豊かにしていくことにもなる気がします♪

最近では赤ちゃんを対象としたオノマトペだけで構成された絵本もたくさんあるようです。

mamapress.jp

そしてこのオノマトペがたくさん入った曲を歌ったり流したりして息子をあやすことが、今の私の中でのブームです。

その曲はというと・・・ジブリの名作崖の上のポニョの歌です。

「ペータペタ ピョーンピョン 足っていいな かけちゃお! ニーギニギ ブーンブンおててはいいな つないじゃお!」このような歌詞が曲中にあります。歌いながら赤ちゃんの足や手にも触れることで、赤ちゃんも「ここは足っていうんだな。ここは手っていうんだな。」と体の部位も覚えてくれるのではないかと思ってそうしています。赤ちゃんの体に触れるということは、脳の発達や体の成長を促すことにも繋がるということも聞いたことがあるので、そういった点でも効果的です。

最後の「まんまるおなかの元気な子♪」のところで息子のお腹をなでてあげるととても嬉しそうにします。

また、「パークパクチュッギュッ! 」とか「ワークワクチュッギュッ!」 といったリズミカルな楽しい表現も気に入っています。

 

同じくジブリの作品、「ココリコ坂から」の曲である「朝ごはんの歌」オノマトペがたくさん入った楽しい曲で、よく息子に歌い聞かせています。私は「ココリコ坂から」は見たことがないのでこの曲は知らなかったのですが、息子にジブリの曲をユーチューブでいろいろと聞かせている時に流れてきて、テンポの良い曲で初めて聞いたのにとても耳に残りました。

歌詞も良くて、朝のバタバタとしている中で家族のために急いで、でも楽しみながらご飯を作る幸せな様子が曲中でよく描かれていて、「みんなで朝ごはんを食べるっていいな。」とそんな温かい気持ちにさせてくれるような素敵な曲です。

「お鍋はグラグラ お釜はシュウシュウ まな板はトントトン お豆腐フルフル 卵はプルプル 納豆はネバネバ」そんな歌詞で曲は始まるのですが、言葉の音の面白さだけでなく、おいしそうな朝ごはんの様子も音からよく伝わってきてとても楽しい歌です。聞いたことのない方は是非1度聞いてみてください。

 

他にもジブリの曲はリズムが良かったり、歌詞もとてもきれいなものが多いので、よく息子に聞かせています。

息子がもう少し大きくなってきたら映画も一緒に観たいなと思っています♡

最後まで読んでくださりありがとうございました(o^^o)