こんにちは。くりいむぱんだです。
先日近所の産直市に買い物に行くと、おもしろい野菜を発見しました。
ひょうたんのような可愛らしい形をしたこの野菜。どうやらその名は「バターナッツ」というらしいです。お店の看板には、フライや炒め物にしたら美味しい。ポタージュは絶品!と書かれていました。どんな野菜なのかはよく分かりませんでしたが、1個110円とお値段もお手頃だったので、ものは試しに購入してみることにしました。
今回はこのバターナッツを食べてみての感想や、私がこれを使って作った美味しいレシピなどを紹介していきたいと思います!
1.バターナッツはかぼちゃの仲間
さて、自宅に帰ってからこの「バターナッツ」について調べてみると、どうやらこの野菜、かぼちゃの仲間のようです。調理の方法はかぼちゃと同じような感じで、火を通して柔らかくすれば皮まで美味しく食べることができるようです。
なんだ。かぼちゃと同じようなものなら料理も簡単!そう思ってこれを使っていろいろ作ってみることにしました☆
2.バターナッツの断面は?
バターナッツを切ってみると、その実はカボチャよりも柔らかく包丁が簡単に通りやすいように感じました。開いてみると・・・
このように鮮やかなオレンジ色!美味しそうです♡ひょうたんの丸みの部分に、カボチャと同じように、タネとワタが詰まっていました。
3.バターナッツの皮は食べられるの?皮の剥き方は?
バターナッツの皮は薄い茶色のような色をしていますが、普通のかぼちゃと同じように皮も食べられます。でもバターナッツの皮は普通のかぼちゃとは違い、火を通してもホクっとした柔らかい感じにはなりませんでした。皮自体が薄いので決して硬いという印象でもなく、私個人的な感覚ではじゃがいもの皮によく似ているなぁと感じました。なので、焼いたり揚げたりする場合は皮付きのままでもおいしく食べられますが、ポタージュにしたり、つぶしてサラダにするなどの料理で使う場合は皮は剥いた方良いと感じました。
皮の剥ぎ方は普通に包丁で剥いでも良いですが、バターナッツの皮は薄いのでなんとピーラーで剥げてしまいます!!
ピーラーなら簡単にできてしまうので、こちらの方がおすすめですね。
また、剥いだ後の皮はしっかり水気を拭いた後、お皿などに重ならないように並べた後、ラップをせずにそのままレンジで1~2分程度加熱すると、水分が飛んでパリパリっとなります。塩を振って食べるとポテトチップスのようにおいしく食べられました♪
バターナッツは実は普通のかぼちゃと同じような感じでしたが、皮の部分は食感も味も全然違うものでした。
バターナッツを使った美味しいレシピ
さて、このバターナッツを使って私が作った料理を紹介していきたいと思います。
1.バターナッツのポタージュ
まずはお店の看板にも絶品と押されていた、ポタージュを作ってみることにしました!レシピは私が普段普通のかぼちゃを使って作っているものと同じようにして、バターナッツを代用してみました。
材料と作り方を紹介します。↓↓
●材料●
・バター ナッツ:1/2個
・玉ねぎ:中1/3個
・ベーコン:1枚
・水:200cc
・牛乳:200cc
・顆粒コンソメ:小さじ2
・塩こしょう:少々
・パセリ:適量(お好みで)
●作り方●
① バターナッツの皮を剥き一口大に切った後、耐熱の容器に入れて軽くラップをかけて電子レンジで4~5分程度、そのままでも食べられる状態くらいに柔らかくなるまで加熱します。
② 玉ねぎとベーコンのみじん切りにします。(後からミキサーにかけるので、ある程度粗みじん切りでも大丈夫です)
③ ②をフライパンで弱火で炒めます。テフロン加工の物ならそのまま炒めても大丈夫です。焦げ付きやすいフライパンの場合は油orバターを少し入れて炒めてください。玉ねぎがしんなりとしてきたらOKです。
④ ①と③、水の半量をミキサーにかけます。
⑤ ④をミキサーから取り出し鍋に移して、残りの水、牛乳も入れて中火にかけます。
⑥ 煮立ってきたら、顆粒コンソメを溶かして、最後に塩こしょうで味付けをして完成です!スープカップなどに移してお好みでパセリを振ってください♪
バターナッツの甘みで、普通のかぼちゃでこれを作る時よりも甘く仕上がりました。見た目も色鮮やかです♪
デザートスープのような感じになり、裏ごしなしでも舌触りもかなり滑らかだったので、冷やして食べるのも良いかと思います。小さなお子さんも喜びそうなメニューですね♡
ちなみポタージュなどを作る時、私がいつも使っているミキサーはこちらです。↓↓
容量が600mlとたくさん入るのに縦長でコンパクトなので収納スペースにも困らず、とても使いやすくて気に入っています。
2.バターナッツのソテー
ソテーとおしゃれな書き方をしてみましたが、ようはただ焼くだけということです。
フライパンにオリーブオイルを熱してバターナッツを両面こんがりと焼き、塩胡椒で味付けするだけです。
また、せっかくなので、バターナッツの甘みを十分に活かして、バターで炒めて蜂蜜をからめるという、デザート風の食べ方も試してみました♪
お写真も載せてみましたが、見た目はほぼ同じような感じです(^_^;)
こちらの食べ方だとバターナッツの甘さやコクがより際立っておやつ感覚で食べられました♪
3.バターナッツのグラタン
さて、最後に残った1/4程度のバターナッツはグラタンにして食べました。レシピはABCクッキングスタジオのものを参考にしました☆こちらも普通のかぼちゃを使って普段よく作っているのですが、電子レンジだけでできるし甘いかぼちゃとナッツの相性が良くておやつ感覚で食べられる私の気に入っているメニューです。
www.abc-cooking.co.jp
バターナッツと普通のかぼちゃとの違いは?
いろいろな方法でバターナッツを食べてみましたが、バターナッツは普通のかぼちゃとどこが違ったのかということを、私の個人的な主観から書いてみたいと思います。
見た目の違い
まず見た目の違いですが、バターナッツはカボチャよりも鮮やかなオレンジ色をしていました。また断面を見ただけでは分かりませんでしたが、一口大に切ってみると、みずみずしくやや透明感のある感じで、柿とも見た目がよく似ていました。
食感の違い
バターナッツはかぼちゃよりも水分を多く含んでいて柔らかかったです。普通のかぼちゃのような繊維質っぽい感じがあまりないため舌触りも良かったです。またねっとりとした感じの果肉なのでポタージュにするととてもおいしく食べられました。
味の違い
バターナッツは普通のかぼちゃよりも甘かったです。野菜というよりは果物に近い感じのフルーティーな蜜っぽさがありました。特に下の方のひょうたん型の膨れた部分は、上の方よりも甘みが強かったです。バターと名前に付くだけあって味にコクがあり、ポタージュにしたときもバターなしでも濃厚な仕上がりになりました。
保存期間の違い
バターナッツは普通のかぼちゃと同じく切らないままの状態であれば常温保存でかなり長持ちします。切った後の場合は、普通のかぼちゃは真ん中に全体的にタネとワタが詰まっているので、傷みが早く長くもって5〜6日程度かと思います。でもバターナッツの場合は下側のにタネとワタが詰まっていて、上側は果肉だけなので、傷みやすい下側のだけをカットして食べておけば、上側は普通のかぼちゃよりも傷みにくいように感じました。
バターナッツと普通のかぼちゃはどう使い分けて料理する?
今回いろいろな調理方法でバターナッツを食べてみましたが、基本的には普通のかぼちゃと同じように調理したので良いと感じました。でもバターナッツ特有のみずみずしい感じやフルーツのような甘さを生かして、煮付けなどの和食などではなく、今回紹介したような洋風の料理で食べた方が、よりその独特な風味を味わえるなと感じました。
また、繊維質な感じがない分、プリンやパウンドケーキなどのお菓子作りに使用するのも舌触りが良くて向いているなと感じました。 今回はしませんでしたがまた次回機会があれば、私も挑戦してみたいと思っています。
さいごに
バターナッツは甘くてとてもおいしかったので、また今度見かけたら買おうと思います。普通のかぼちゃと同じように秋から冬にかけてが旬なお野菜なようなので、皆様もこれからの時期、スーパーに買い物に行った時に見かけることがあるかもしれませんね。その時は試しに買ってみると普段とはちょっと違う新鮮なお料理が出来上がるかもしれませんよ(^ ^)
それでは、今回はこの辺で!
最後まで読んでくださりありがとうございました☆