気ママにしゅふろぐ

0歳児の赤ちゃんの育児をしているはじめてママの日々・・・♪

私のつわり経過 7日間の入院生活を経て

こんにちは。くりいむぱんだです。

私は今妊娠中なのですが、もう出産予定日まで残りわずかになってきました。
妊娠初期のトラブルのひとつとしてつわりがあり、多くの妊婦さんがこれに悩まされることかと思います。

妊婦さんそれぞれでつわりの程度や期間は違うと思いますが、私は割と早い時期から後半に至るまでつわりが長引き、ピーク時は入院もしていました。今回は私のつわりの症状の経過やつわり中に食べられたものなどについて記事を書いていきたいと思います。 

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私の妊娠中のつわり経過

妊娠5週目頃~

この頃から徐々に食べなくてもお腹が空かなくなりました。でも食べようと思えば普段通り食べられる感じでした。軽度だったからつわりという認識はあまりなかったかな。

 

妊娠6週目頃~

この頃からムカムカが始まりました。6週目始め頃は何とか食べられる程度のムカムカでしたが、6週目半ば頃にはもう食べ物を受け付けない状態になっていました…。7週目頃には吐き気だけでなく吐いてしまうようになりました(;д;)それでもなんとか食べられる物を見つけて食べていました。
私の場合、吐き気が出始める時期は通常比べると少し早めな感じでしょうか…。

☆この頃食べれていた物☆

■スナック菓子(特に梅味のポテトチップスやせんべいなどがサッパリして食べやすかったです。)

オロナミンC(飲むとつわりがマシになるというネット上の口コミを信じて飲んでいましたが、効果があったのかどうかはよく分かりませんでした…。)

ポカリスエット(普段は浄水器のお水を飲んでいるのですが、この時期は味がない水とかだとコップの臭いなどを敏感に感じ気持ちが悪くなって飲めないように…。水分補給はポカリスエットが主でした。)

■みかんの缶詰(口触り、後味がよく食べやすかったです。調理なしで買ってすぐ食べられるのも助かりました。)

マクドナルドのポテト、チキンナゲット(つわり中でもこれは食べられるという妊婦さん、意外と多いみたいですね。私もそうでした。つわりの初期は案外味がはっきりした物の方が食べやすかったりもしました。)

こんな感じで栄養面なんてどうこう言えず、とにかく食べられる物を見つけては何とか口にしていました。吐き気があるだけでなく少し歩くだけでもしんどくフラフラをしていたので買い物は旦那さんに頼んで行ってもらってました。旦那さんは私が普段はあまり食べないジャンキーな物ばかり頼むのに少し驚いていました。
妊娠発覚時は仕事もしていたのですが、吐き気やふらつきがひどくて働けなくなったのもこのあたりからでした。職場の方々がありがたいことにご理解してくださり、お休みをもらえることになりました。

 

妊娠8週目頃~

つわりはますますひどくなる一方です。私はムカムカ意外にもよだれづわりにかなり苦しみました。だいたいこの時期から始まったんだったと思います。このよだれづわりについては他の記事で紹介しているので、興味のある方は読んでみてください。

 

kuriimupanda.hatenablog.com


8週目は食べる事すら日に日に難しくなってきました。病院受診では尿検査でケトン体2プラスで栄養と水分の補給のために点滴もしてもらっていました。吐き気もふらつきもひどいので病院に行くために外出するのも大仕事でした。


やっと少し食べたり飲んだり出来てもすぐに吐いてしまって…。しかも度々吐くことで食道が荒れてしまったのかヒリヒリと痛くなってなお辛かったです。(ノ_<)

 

妊娠9週目頃~

この頃からはもう日常生活が困難になってきました。一日中ベッドで寝たきりの生活(>_<)トイレに行くために起き上がる事ですらこの頃の私にとっては一仕事でした。テレビを見ようにもテレビをつけるためにリモコンを取るのですらしんどい。チャンネルを自分で選ぶのもしんどい。1つ1つの動作に時間がかかり何をしてもとにかくしんどくて気を紛らわす手段がありませんでした(>_<)毎日毎日一日がとても長く永遠に続くように感じられました。

そんな感じの1人で日常生活を送ることもままならない状況だったので、つわりがおさまってくるまではしばらく実家でお世話になる事にしました。私の実家までは車で2時間ほどかかり少し遠かったので、お母さんに迎えに来てもらい何とか帰省しました。もともとつわりでムカムカしている上に車に乗り2時間も揺られ続けないといけないのでとてもとても辛かったです(;_;)

 

そして、この頃にはもう何も食べられなくなっていて、何とか1日に水分500mlくらいは頑張って飲まなくてはと思い、少しずつ飲むのですが、それすらも吐いてしまっていました・・・。
この頃のことは本当に思い出したくもないくらいに辛かったです。もう吐く物もないのにムカムカして吐いてしまうので、ついには赤黒い血?みたいな物を一緒に吐いてしまったことが一度ありました。。吐きすぎで食道もヒリヒリと痛い(;_;)もうこれは無理だー!と思い病院受診したらケトン体3プラス。脱水著明な状態になってしまっていました。9週2日でそのまま地元の産院で入院することになりました。

 

ここからはつわり入院中の経過を書いていきます↓↓


入院中の経過  (9週2日~10週1日)

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■1日目

先生から禁飲食にした方が早く良くなるからと言われ、禁飲食で点滴をしてもらいました。

「何とか少しは食べない」「何とか少しは飲まないと」という考えからやっと解放されたので、それだけでも気持ちが楽になりました。

点滴は1日に2000mlくらいだったかな?最初の1本にだけ吐き気止めの注射(プリンペラン)が入っていたようですが、私にはあまり効果は感じられませんでした。
でもずっと脱水状態だったからか点滴を入れてもらったら体は少し楽になりました。

 

■2日目

夕方頃先生の回診があり、「良くなってきてるみたいだから明日から少しずつ食べてみませんか?」と言われました。しばらくは禁食で頑張って食べる必要はないと安心していたので、こんなにも早く食事をまた食べないといけないとはあまり考えていませんでした。入院して少しは元気になっていましたが、食べるとなると恐怖心がまた出てきました・・・。先生にわがままを言って、「後1日のばしてもらえませんか?」とお願いしました。まだ明日は食べなくて良い事になりました。

 

■3日目

この日も禁飲食で点滴をしてもらいました。食べたくないしお腹も空かないのですが、口は渇きました。氷を口に含むくらいなら良いよと言われたのでそれで口渇をしのいでいました。

変わらず吐き気もあるし毎日吐いてましたが、だいぶ前よりもひとりで出来る事が増えました。調子が良い時はベッドをギャッジアップしてテレビを見て少し気を紛らわせたり、1週間程ずっと行けていなかったシャワーにも体調が良い時を見計らって行くことが出来ました。夏場だったためずっとシャワーに行けていなくて髪がベトベトで気持ち悪かったので行けてさっぱりとしました。

 

■4日目

この日から食事が開始になりました。最初の食事はと言うと、

【重湯・梅のペースト・オレンジジュース】

こんな感じだったかな?食べるのは相変わらず恐怖でしたが、固形物でなかったので思っていたよりもすんなりと食べられました。1食ごとに食上げで、この日の昼には3分粥、夕方には5分粥とその日のうちに普通の食事に近いものが出てくるようになりました。おかずはと言うと、半熟卵や大根おろし、フルーツのジュースなどが出てたかなと思います。案外食べられたので自信がつきました。

 

■5日目

【朝7分粥、昼軟飯、夕普通のご飯】といった感じに一気に普通の食事に戻りました。おかずもだんだんとしっかりしたものが出るようになって来ました。お肉は何とか食べられたのですが、軟らかく煮付けた魚なども出てきて、これはまだ受け付けられずに食べられませんでした。梅の酸味が気に入って、梅干を買ってきてもらい1日に10個くらい食べていました。塩分の取りすぎですね。。

まだ充分には食べられないので点滴も食事と併用で入れてもらっていました。

 

■6日目

もう普通のご飯を食べていましたが、全部は食べきれないのでまだ点滴も併用でした。でも1日1000mlくらいには点滴の量が減量になっていました。回診で明日退院する事が決まりました。意外と早く退院が決まって良かったです。


■7日目

朝ご飯後、無事に退院です。第1回目の妊婦検診もすませてから退院しました。この日の尿検査ではケトン体はもう出ておらずマイナスでした。

 

つわりの入院費用は7日間で¥35,000程度でした。

入院したら1日¥5,000出る医療保険に入っていたのでそれでチャラになりました。いざという時にやっぱり保険は大切ですね。

 

妊娠10週目頃~

入院して食べる訓練ができたので自信が付き、退院後自宅でも食べられそうな物を見つけて少しずつ食べる事ができました。とは言ってもまだまだつわりには苦しみ、1日に2,3回は吐いていました。ふらつきや倦怠感もまだ続いていて退院してからも実家で寝たきりの状態でした。自分でできないことは全部母に頼んでしてもらっていました。この頃は初期の頃よりも少しは栄養のとれそうなものを食べられるようになってきました。

☆この頃食べれていた物☆

■ランチパック(卵、ハムの物。ツナ臭いも強く食べにくかったのでダメでした。)

■梅のおにぎり(冷めた物の方が食べやすいので、冷めてもおいしい市販の物が食べやすかったです。)

■オレンジジュース(酸味があって飲みやすかったです。)

キウイフルーツ、グレープフルーツ、ブドウなどのさっぱり系のフルーツ

初期に食べていたスナック菓子などのジャンキーな物は食べられないようになりました。ポカリも飲みやすそうなのになぜか飲めないように。辛い記憶と一緒に味の記憶が残っているからかもしれないですね。
オレンジジュースは実家がみかん農家のため、たくさんあったので普段は飽きてあんまり飲まないのですが、この時ばかりは大助かりでした。酸味の効いたいよかんMIXのみかんジュースを飲んでいたのですが、後味がすっきりして適度に酸味があるのでつわり中でも飲みやすかったです。

また、この頃つわりに苦しんでいる私に、母が「シーバンド」という吐き気の緩和のためのリストバンドを買ってくれました。両手首の内側に吐き気を緩和させるツボがあり、そこをピンポイントで押せるように内側に出っ張りのあるボタンが付いているリストバンドです。効果があったのかなかったのかは結局分かりませんでしたが、少しでもこれで効果があることを信じて、つわり期間中はずっとつけていました。


さて、無事に退院して少しずつ食べられ始めたものの、これからの経過は本当にすこーしずつ良くなっていく感じで毎日毎日がしんどくとても長い時間に感じられました。
また、その中で食べられる物も少しずつ変わっていきました。不思議なもので、私の場合はつわりが良くなるとともに食べられる物が増えるという感じではなく、前によく食べていた物を受け付けなくなり、また別のある一定の物ばかり食べ続けるといった感じでした。。上記に書いた物もしばらくすると食べられない日が来ました。そしてそれらを受け付けなくなった後はこんな感じに変化していきました。

☆この頃食べれていた物☆

■冷麺

■卵豆腐

■明太子のパスタ

■冷凍の炒飯

■食パン

家で作った物だとなんとなく気持ち悪く感じられ、市販の物ばかりでした。

つわりは7月頃からスタートし、夏真っ只中だったので、冷えた食べ物飲み物で良かったのですが、季節も変わり9月後半頃になると肌寒くなり、冷たい物だけでは辛くなってきました。まさか季節をまたいでまでもつわりに苦しむとは思っていませんでした。考えが甘かったです。

寒くなってきたので今まで食べていたような冷麺や卵豆腐などでは体が冷えるので、暖かい食べ物で暖をとりたくなってきました。そのため食べられる物をまた見つけなくてはいけませんでした。いろいろと買ってきてもらい挑戦した中で私が食べられた暖かい食べ物がこんな感じでした。

☆この頃食べれていた物☆
カップうどん
春雨ヌードル
■レトルトのお味噌汁

体力も落ち、少し動くだけでもフラフラなのは相変わらずだったので、自分で楽に準備出来てすぐに食べられるカップ麺やレトルト食品が助かりました。

妊娠14週目頃〜

そんなこんなでつわりもやっとピークを通り越したのがこの頃でした。

今までは市販のものしか受け付けませんでしたが、この頃になり自宅で作ってもらった物も食べられるようになりました。

☆この頃食べれていた物☆
■梅や昆布のおにぎり
■豚汁
■ささみの梅しそ巻き

などです。
つわり中は実家の母が作ってくれていたのですが、中でもささみの梅しそ巻きにはだいぶ助けられました。梅の酸味がよく効いてさっぱりしていたので食べやすかったです。

つわりが始まって以来、栄養面は関係なしでとにかく何とか食べられる物を見つけては食べないと。という感じで栄養バランスは気にしていませんでした。炭水化物はおにぎりやカップうどん、パンなどでとれていたのですが、たんぱく質はなかなかとる事が難しい状況でした。そんな中でこれは唯一私が充分に食べられるたんぱく質でした。

つわり中は自分では家事などは何一つできず、本当に実家の母に助けられました。

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こんな感じで少しずつ普通の食生活に戻っていく事が出来ました。とは言ってもまだ食べられる量は少なく、1日に1回程は吐いていましたが。

 

妊娠21週目頃〜

この頃になりやっとつわりが落ち着いたかなと感じられるくらいまでになりました。吐き気は少しはあるものの体力は徐々に回復していきました。歩くとフラフラする感じがなくなったのもこの頃でした。

普通に過ごしている時は吐くことはなくなったのですが、歯磨きをする時や車に乗っている時などは、吐きそうになったり少しだけ吐いてしまったりということがまだありました。とは言っても吐き気の程度は以前よりもだいぶマシになりました。ここまでくるのには本当に長い長い道のりでした。しかし、この後もよだれづわりには出産直前までずっと悩まされていたのですが(;_;)

本当につわりのピーク時期は辛かったですが、「いつかはちゃんと終わりがくる」事だったので乗り切れました。病気やその治療で吐き気が続くのは全然違いますもんね。仮に生むまでずーっと吐き気が続いて吐き続けたにしても生んだ後には終わりが来るし、何よりも苦しみの先にはかわいいかわいい赤ちゃんに会えるという希望が待っているのですから(*^_^*)
最後まで読んでくださりありがとうございました☆